JAG07563 六さん 10月8日しんあい農園日記


もし、わたしが愛する人を意図的に殺されたら、おそらくわたしは殺した者をあらゆる方法をこうじて殺すと思う。罪を憎んで・・・などと悠長なことは言わない。許さない。それは個人レベルの思いであり、国家レベルで動きはじめたときは、ひとり対ひとりではなく事件に無縁の多くの人をも巻き添えにしてしまう。今朝はアフガン空爆で夜が明けた。テロに対する報復だと大合唱である。民間人や難民、アフガンの国民には施しをしながら、正当化しながら報復ははじまった。しかし、なぜにあれだけのテロの対象になったのか、原因はなにか。そこがなおざりにされている。それは、わたしが暗がりでいきなり殴られて仕返しをする前に、なんで俺が殴られたのかを考える。アメリカはその、なんでテロの対象になったかを一度も言わないまま報復をはじめた。それは、わたしが「許さない」と思う次元とは少し違うと思う。

朝6時すぎ、鶏舎を見回るわたしの目にガチンコふうに言えば「そこには驚く光景があった!」。山羊が悠々と農園を歩き、今年植えたイチジクや栗の新芽を食べている。昨夜、わたしの戸締まりがいいかげんだった。広い農園を逃げ回る山羊を追いかけて30分。息があがり、足がガクガクに震えた。山羊を蹴って怒りをおさめようと思ったが、悪いのはわたしの戸締まりである。しかし、クソ山羊のおかげでよく走った。

タクロウ君がいい顔して来た。なにかいいことがあったと思い聞いた「きのうはいい休みだったか」。よくぞ聞いてくれましたという顔で「土曜の夜、同じアパートの道路工事にきている社長と居酒屋に行きました。どうして帰ったかわかりませんでした」とニコヤカである。

鶏舎の建築に下関から大工の村上さんが来た。昨夜は松村社長の祝賀会を掃除仲間がやったようである「行ったかね・・・!」「はい、どうして自宅に帰ったかわかりません、まだ酒が残っています」みんな土日を楽しんだようである。

01/10/08(月) 19:34 六さん(JAG07563)

 

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