六さん 10月13日しんあい農園日記


7時に熊本のホテルを発ち山口市に沖支配人をお見送りした。久しぶりに南国宮崎を訪れ、たくさんの心の糧をいただいた。沖さんのイタリア見聞録はそのなかでも心に残る。それはティアの近くにある巨大なセレモニー会場を見たとき「ぼくはこういう建物が嫌いなのです・・・」とつぶやかれ、そのあとイタリアが語られた。

田舎のトスカーナ地方に長く滞在して、この地方の文化にふれイタリアが好きになった。イタリアの人たちのいとなみが好きになったといわれる。例えば、この巨大でど派手な建物はこの地方にはない。結婚式は青空のもと、関係者が手料理を持ち寄りそれは楽しく祝福をする。ここでとれる旬の食材をつかい、日本のように魚がアラスカから飛んでくるようなグルメではない。

昼間の労働に汗しても、夕食ではこざっぱりした服に着替え、ワインを飲みながらだんらんの長い時間をついやす「これがすてきな生き方ですよね」と。マスコミが「右」と号令をかけると、それは多くの人が「右」をむくような国民ではなく、自分の生き方を生きていく。歴史と文化が織りなす生活がる。

わたしのお店、フランチェスカでは接客マニュアルはありません「あなたが、これでお客さまが満足してくださる」というやり方を実践すればいい。とスタッフに言っているんですよ。まだまだ沖さんから教えていただくことは多い。それほどに、生きるということを真剣にみつめ、実践しておられるすばらしい方だ。馬場農場のパートの女性は「足立さんとちがってダンディだわ!」とええ歳をして沖さん(46歳)を評価した。もう20年もすれば、俺もダンディになれるわい!

午後、馬場さんから宅配が届いた。小林市の名物はひとつしかない、そのチーズ饅頭が二箱。これは明日の朝9時から農園で「山口県掃除に学ぶ会県大会」の打ち合わせで大勢が集まられるのでそのお茶菓子にしょう。

01/10/13(土) 18:32 六さん(JAG07563)


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