JAG07563 六さん 10月23日しんあい農園日記


朝フル充電の携帯電話のバッテリーが、夕方には終わりをつげるぐらいたくさんの用件があった。

午後6時半、少々疲れ気味であったがみなさんをお迎えした。近くの山奥でコツコツ農業を8年やっている宮田さん(35歳)。その彼に寒かろうと薪ストーブを進呈したトヨタの岡本店長。宮田さんの先輩で阿武町の山奥で農業をしている鈴尾さん、それに宮田さんの無農薬玄米でメニューを検討中のフランチェスカの沖総支配人。わたしを取材に来た笑顔の杉本さん。家内の面々である。飲んだビールはビンで18本。とワインが2本。わたしのとっておきのブランディ。よく飲み語った。

沖さんが「アランチーノ」をつくってこられレンジで温めていただいた。宮田さんの玄米・馬場農場の野菜スープ・わたしの鶏スープに水牛のモッアレラチーズ・シチリア島の塩が材料と聞いた。最高に喜んだのは宮田さんで、なんども自分が手塩にかけてつくった米の味をかみしめていた。

鈴尾さんは現在の場所に農学部を出て入植され、当初はたいへんなご苦労をされた。例えば、春は3食タケノコを食べるというぐらいの生活である。宮田さんは、岡本さんのスートーブをもう使ったという。田に夜中出てくるイノシシを見張るためにテントをはり、火をたきながら番をする。9月、10月といえども夜中は寒くストーブを炊いて暖をとったという。彼が黒米ももってきた。沖さんがまたいいメニューにされるだろう。

最高の盛り上がりは「11月25日、結婚します」と宮田さんが照れながら言った。お相手はガーナに協力隊で派遣された方でいまは東京で保母をしている。結婚式は済ませても、一年は保母をつづけてこちらに来るという。わたしは宮田さんの家を知っている。思わず「よう来るの」と言った。それが美人であると鈴尾さんも首をかしげる。

宮田さんは「ひさしぶりにうまいモノを食べました」と最初から最後まで食べ続けたし飲み続けた。12時、みなさんをお見送りし、いつもの農園になった。充実の一日であった。

01/10/24(水) 07:01 六さん(JAG07563)


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