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六さん 5月17日しんあい農園日記
下関に配達に行き、帰りの午後3時ごろスーパーに立ち寄った。夕食と朝食の材料を買っておかなかければならない。カゴを持ってぐるりと歩いて献立を決める。今夜は豚肉で冷シャブとモヤシなどをゆがいて添えれば、ビールも飲めるしご飯も食べられる。冷蔵庫には多少のあまりものがあるし。少し大目に豚肉を買った。魚をみると、アラカブが二匹で300円だった。これで今夜と朝に味噌汁をつくろうと、豆腐も一緒にカゴに入れた。
農園近くまで帰り、ビールを買いに車を停めた。ロング缶6本を買って車に戻ると毎日多くのタマゴをお買い上げくださるレストランのオーナーがおられた「派手な色の車だからすぐわかりますね」と。正志が1日おきに吉部の豆腐を30丁タマゴと一緒に運んでおり、その先月の支払に来られたといわれる。しばらく近況を交換して農園に戻った。さきほどのオーナーからメロンが届いていた。
タクロウ君と全鶏舎に餌を運び込み、巣箱の新聞を替え終えたら6時を過ぎていた。さっきのアラカブを調理していると、内臓に釣り針があり指に食い込んだ。この魚は一度は釣り針から逃れたことがあった。
10年ぐらい前、趣味の釣りがこうじてボートを買ったことがある。日曜ごとに宇部空港沖の灯台周辺で季節の魚を釣っていた。あるとき、同じ仕掛けで、同じ餌で、同じ場所なのに人はメバルを釣り上げるがわたしは一匹も釣れないことが続いた。夜のメバルは釣りやすいが、昼間は警戒心が強く釣りにくい魚ではあるが。釣れない原因がどうしてもわからないので、道具を一式持って釣り道具の店で尋ねた。結果は竿が硬すぎる、竿は柔らかくないとメバルは竿の抵抗を感じてくわえている餌をはなす。ということで高価な竿を買わされた。でも、その竿のおかげでメバルの味噌汁に簡単にありつくことができた。
そのときふたつのことがわかった。ひとつは、腕や運もあるが、道具の善し悪しが多いに釣果を左右するということ。道具はいいものを買うほうがいい。もうひとつは、わたしは飽きやすい性格であるということ。釣れないメバルのうちは本気で取り組むが、釣れるとわかるとファイトが出なくなる。性格のほうは一生変わりそうにもない。
7月20日は開園一周年。午後から感謝のコンサートを企画している。歌手の梅原さんに依頼済みで、きょうは音響を担当してくださる方もえっちゃんのご紹介で決まった。20日の夕方からはお掃除仲間が集まり、焼肉の夕べとなる予定である。
01/05/18(金) 04:39 六さん(JAG07563)