JAG07563 六さん 11月3日しんあい農園日


吉部八幡様の大祭日である。8時に花火が山間に鳴り響き、愛犬はその音に震えあがった。河村隆子さんから「ご存知でしょうが・・・わたしもまいりますよ」と電話でご案内があった。わたしも、この大祭で猪鍋を食べたいし、芝居や神楽も楽しみにしていたが、360個のたまごの配達予定が入り「タクロウ君!農園代表で行って楽しんで来い」と彼を11時から2時半まで八幡様に派遣した。

今夜は、娘ふたりが農園に食事に来てくれる。岡山の照美は、友達の結婚式もあり一週間ばかりの滞在である。次女の真砂恵は久しぶりである。鶏鍋でも食べながらようすを聞かせてもらえるので朝から心がウキウキしている。5時に真砂恵が小郡駅で迎えるという。家内は自宅で夕食の支度をしてここに来る。

朝、先週お泊まりくださった東京の千種さんからハガキが届いた。山根さんのご自宅をリフォームする仕事を設計から請け負われ、そのご縁で親しくさせていただいている。わたしと違い物腰がソフトで、いつも聞き役にまわられる紳士である。

---人が毎日集まる、行きたくなる心境がわかるような気がしました。ひとの上から下までを知り尽くす足立様の生きざまに感服---。

上の話題はたくさんしたが、下の話題はしていないような気がする。まぁ見破られたか!である。なぜこんなにたくさんの方が来てくださるか。少し思い付くところがある。以前のわたしならば、人が集まれば、その人たちを束ねてひとつの方向に向けようとした「これはいいことだから」というお節介である。自分の信念の押し付け以外なにものでもない。失敗談はなんぼうでもある。

いま、誰にも掃除をしようとは言わない。わたしが志していることに賛同してほしいともいわない。農園でご縁ができた方の人生を聞かせていただき、酒ならばとことん飲み、お茶でもお付き合いできる。つまり「人に関心ができた」のである。

タクロウ君が夕方興奮気味であった「芝居はよかったですよ。神楽も本物で、猪鍋は200円で最高でした」。冷たい雨の一日だったが、気持ちはホンワカしていた。

01/11/03(土) 17:03 六さん(JAG07563)


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