JAG07563 六さん 11月9日しんあい農園日記


最初は「養鶏は有精卵である」と雄鶏を80羽入れた。それを今年の春に処分したにはわけがある。ほんとうに有精卵にするためには、雌10羽に対して雄が1羽という常識を知ったからである。30体1ぐらいでは灰色なのである。それと、無精卵と比較して栄養価は変わらないと定説がある。なにより困るのは、朝3時ごろから鳴き声をあげるので、わたしは慢性的に睡眠不足になる。

今回、若鶏を入れたが雄も入れた。もう一度有精卵に戻したのは、お客さまのなかで「やはり生命力よね」と有精卵を支持される方の声が届いたからである。わたしが眠れないのは二の次である。鶏飼いが、その声で睡眠不足というのでは洒落にもならない。今朝も3時ごろからコケコッコー!が山間にこだまする。慣れることである。

風邪が治らないが寝込むほどではない。日記のおかげで多くの方からご心配をいただき恐縮の連続である。その微熱をおして積水ハウスのお招きで11月の誕生会で45分のお話しをさせていただいた。500名近い方が働いておられるという。立派な施設に案内されて、わたしの志を話させていただいた。実はわたしも今月が誕生月で50歳になる。

地球に赤道があり、国境や県境がある。ズルッと50歳を迎えることなく。これまでのなかで決別するものには別れをつげ。共にこれから歩みをはじめるものはハッキリさせる。そんな半世紀の節になるようにしたい。まだ荒削りな生活をしているが、これからはじっくり落ち着いて毎日を生きていきたい。そんなことを考えながら講演をさせていただいた。

杉本さんと夕方待ち合わせ。彼女のビジネスセンスのよさにいつも驚く。今回は農園新聞の企画と発行を彼女に託した。「はい!」と返事がいつもいい。でも早く帰ってご主人さま孝行もせえよ。

01/11/09(金) 20:54 六さん(JAG07563)


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