六さん 11月20日しんあい農園日記


楽しい酒は朝まで持ち越さない。そう快な気持ちで起きた。シャンとした気持ちできのう気になったシーンを、お茶をいただきながら思い返した。

山根さんと広島行きの新幹線で検札があった。上着のポケットからキップを2枚差し出し、車掌が受け取り朱のマークを付けてわたしに返した。その返し方が気になった。お客であるわたしの手に、まだ乾いていないいま押した朱肉が付かないように押した側を内側にそろえて差し出してくれた。わたしは裏の黒い磁気面で受け取ることになる。車掌の心配りが見えた。

掃除をすると「気づく人になれる」と教えていただいている。今回は具体的にその実感があった。目の前に現れるできごとの背景までも、人の心のヒダまでもがわかるわたしにならねばならぬ。若いときは粗削りでも許されるかも知れないが、50面をしてもまだ人様の心がわからんようでは恥ずかしい。わかるようになるには、わたしが気配りをすることである。鍵山会長がいつも感謝の笑顔を絶やされないのは、ご自分の生き方を通してたくさん見えるものがあるからであろう。

山根さんは、めだかの学校が終わった夜1時ごろまでお礼状を書いたという。それは講師の井辻さんから学んだから、せっかく教えていただいて「いい話しだった」では自分の成長にならないからやりました。

松村社長が以前「掃除だけやりゃあええ」と言われた。それで、いろいろ関わっていた勉強を全部やめた。掃除にのめり込んだ。少々では答えが出ないだけの手応えがある。同じやるからにはわたしの人相が変わるぐらいの変わり方をしないともったいない。おつきあいの掃除ならせんほうがいい。そして、周囲のみなさんからの心配りがストライクで受け取れるようになりたい。

01/11/20(火) 17:53 六さん(JAG07563)


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