JAG07563 六さん １１月２４日しんあい農園日記

若鶏７０羽の群がある。ぼつぼつ１５０日齢でタマゴをうみはじめる。この鶏がいっせいに屋外に出してみようと思った。いまは趣味で飼っている鶏を放し飼いにしているが、営業用の鶏を放すと、夕方に全部か帰っているかどうか７０羽を数えるわけにはゆかない。でも、この鶏が農園を歩きまわる姿はきっと絵になる。

放した。はじめて囲いのない世界に出てとまどった鶏もすぐに草をついばみはじめた。７０羽もの鶏が自由に歩いている姿は壮観である。問題がひとつある。この鶏が生活の場や、仕事場に出入りすると困る。そこで愛犬「はなちゃん」が登場する。この犬は鶏が仕事場に入ろうとすると、ある距離まで近づくと追いかけて威嚇する。しかし、鶏が一定の距離まで逃げるとそれ以上は追わない。牧童犬の働きができる。鶏の犬にルールを教えてもらい自由な範囲で遊んでいる。

とれるタマゴの量もだんだん増えはじめた。きのうは２３００個である。若鶏も初うみタマゴを少しうみはじめた。この若鶏の産卵にエンジンがかかる来月早々から重兼君のお母さんが働きに来る。敦子さんが出産をむかえるので、お店の仕事を農園でできる体制を考えている。

農園である程度は箱詰め作業をしてここから発送する。そうすればお店の負担が軽減される。少ない人数で補いあいながら仕事は進化している。

今夜は家内の鶏料理。

01/11/24(土) 18:33 六さん(JAG07563)