JAG07563 六さん 12月3日しんあい農園日


岡山県早島IC近くの金光教早島教会に参拝する機会を得た。朝7時前に農園を出て6時に自宅に戻った。往復550キロ、とても充実した一日だった。

教会長の玉井光雄先生が語る神様は---熱心に信心するからボツボツ助けてやろうとか。ようお供えするから助けてやろう。そんな神様ではなく、難儀な人ほど神様のほうから寄り添うて「一緒に歩もうぞ、苦楽を共に歩こうぞ」という神様である。だから先生が大好きである。

この早島でご縁をいただいた広島のMさん。わたしが会社を辞める一ヶ月前に宮崎に旅をした。並木通りで呉服屋をされている。新倉敷駅前の焼鳥屋、鳥田金の趙さんご夫妻も一緒だった。宮崎の焼鳥を案内しましょう。という企画で3軒も一泊で食べ歩いた。「足立さんが農業なら、わたしは家内の徳島で漁師をやりたい」とMさんが語った。奥さまは徳島がお里で阿波踊りが上手な美人だった。

昨年のいまごろ趙さんから電話があった「Mさんと偶然あったが、奥さんが亡くなったそうだ」と。そのときのわたしは、正直なところ自分の生活が精一杯で、それを聞いてもどうする余裕もなかった。

玉井先生の奥さまと囲炉裏で約一時間お話しをするときMさんの話題になった。わたしと旅をした翌月の4月、奥さまにガンが宣告され10月に他界されたと。必ず退院して歩き遍路をしようと奥さまと約束をされたが叶わなかった。Mさんは奥さまの写真を抱いてそれを果たして、真っ黒に日焼けして早島教会に参られたと。いつもご夫婦は同じ価値観をもっておられた。わたしは250キロ歩いて、歩くことがどれだけ辛抱がいるかを知っている。千数百キロ歩いたMさんに会いたい。奥さまに花束のひとつも供えたい。今月中に広島に行こうと決めた。

玉井先生の奥さまが作ってくださったオムライスが旨かった!

01/12/03(月) 18:00 六さん(JAG07563)


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