JAG07563 六さん 12月5日しんあい農園日記


先日、家内が泊まりに来たから「食事に行こう」と言うとお金がないと言う。まぁ、それなら冷蔵庫にあるもので食べようという夕食になった。わたしの米百俵は農園になっている。とにかく黒字経営にしなければならない。しかし、不思議と悲壮感はまったくない。やればできるという確信はある。ただ、一足飛びに大きな売上げにはならない。鶏舎を建築し、若鶏を仕入れ餌をやり、同時に販路を拡大していく。どこかで歯車がくるえばタマゴが余り鮮度が落ちる。もしくはタマゴが足らないという結果になる。あせらず確実に鶏を増やし、販路を拡大していく方向である。

いろいろ販路を広げるくふうを試みても、一番おおきな力になるのは、タマゴを食べてくださった方が周囲の方に「おいしいよ」と伝えてくださり、そのご縁で広がる販路が一番安定してくる。それはご注文の数ではなく「食べたい」というチャンネルが、買っていただきたい。というこちらの思いと重なる。だから無理がない。

そんなことは百も承知でも、売りたい心が先行してしまい、今のお客さまの満足度をあげることを怠ることが多い。「やればできる」というわたしの確信は、お客さまの満足度を満たすということである。きょうのお客さまをどれだけ大切にするか。この連続で結果が出る。

きょう「日に1000個欲しい」というレストランの営業の方がみえた。正直に「それは無理です。200個ならば2月下旬から」と申し上げた。嬉しいのは個数ではなく、農園の名前がぼつぼつひとり歩きしていることである。

01/12/05(水) 18:08 六さん(JAG07563)


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