JAG07563 六さん 12月18日しんあい農園日記


今年は冬を乗り切れそうな予感がしている。去年は、井戸のポンプや給水器などがズタズタになった。今年は、龍月園の親父が「あんたぁ、金が無いのもせんないが水が無いのもやれんじゃろう。井戸を掘ろういや」と30万円で井戸を掘ってくれた。浅いけど水量はある。

昨夜、思い切って13ある鶏舎の水を少しだけ出したまま夜を過ごした。朝、見回ってみるとマイナス4度のなかで地表から氷の柱ができて凍てついた個所が3ヶ所。あとの10ヶ所は水が落ちて凍っていなかった。井戸の水量も昨夜とほぼ同じ水位である。去年は水が無いので、わかっているけれどこれができなかった。朝の冷気は頭にしみるほど冷たいけれど、これで冬が越せるかもしれないと心はウキウキした。

2月から毎日300個の商談が決まった。ほんとうは1000個欲しいと言われたがその力はない。育雛場に問い合わせしたら今月28日に90日齢の若鶏を納品可能と返事があった。鶏が増えるごとに仕事も増えるが・・・売上げも増える。身体は一晩寝ると回復するから、いまは売上げが増えるほうがよい。

26日の夜、気の合う仲間と今年最後の宴会をしようと思う。猪肉のロースも手配した。沖さんがワインとグラッパ6本を届けてくださった。ぜひ主賓にむかえたいのは先月やっと結婚できた、農園から10分山に登ったところで百姓している宮田さんである。誘ったら喜んだ。25日の夜、新婦は仕事先の東京に帰るので寂しいから行きたいと言う。一年は離れ離れの新婚である。

ネオンもカラオケもないけれど、農園流の酒盛りがたまにできる。心をひらいて楽しい酒が飲めると思うと、朝の寒さも元気に乗り切れる。うまい酒が飲める仲間がいるから。今夜も冷えてきた。

01/12/18(火) 20:21 六さん(JAG07563)


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