久しぶりに重度二日酔いの朝をむかえた。楽しく豪快に飲みすぎた。

それでも下関の配達に出た。お茶や缶コーヒー、ジュースがいくらでも腹にはいる。下関の手前で眠気と疲れで１時間仮眠してやっと元に戻った。配達先のみなさまにはいつもより１時間遅れでご迷惑をおかけした。

１０月に完成した鶏舎の床がどうも湿気が多い。ライスセンターに通いスクモを入れてもすぐに湿ってくる。いまが冬だから少しはいいが、夏だったら糞と湿気で最悪の状況になる。問題は必ず解決しなければならない。いろいろ推理をした。時間があれば鶏舎に入り、周囲を歩きまわって解決方法を探した。

わたしの結論は、この鶏舎は埋め立てた土の上にできた。この埋立てでは毎日１１トントラックが満載で走り、最後は大型ブルトーザーがうなり整地した。だから土が石のように固くしまり雨水を地下に浸透させない。そこに基礎工事をしてバラスを入れてマサ土で３０センチほど床を高くしているが、このバラスに雨水がたまって、つまりプールの上に土を敷いて鶏が生きている。こんな推理に達した。試しにスコップで基礎の近くを力まかせに３０センチほったら、基礎部分からすぐに水が出てきた。まちがいない。

正月前の剪定で忙しい龍月園に「頼む、鶏舎の周囲をユンボで掘って排水してくれ」と頼んだ。ユンボが来て掘ってくれた。想像どうりものすごい量の水が基礎から湧き出した。まるで化膿した患部から悪いものが出るかのように。今朝もまだチョロチョロと水が出ている。問題解決である。問題は誰も解決してはくれない。自分だけが頼りである。

01/12/27(木) 19:21 六さん(JAG07563)