49529/49536 JAG07563 六さん 6月20日 しんあい農園日記
( 1)  00/06/21 08:26    
       
                      
                                   
                                     
早起きは歳のせいではない。                        
養鶏は、鶏の生活リズムに合わせる。というわたしの「こだわり」である。早起 
きの鶏を、人間のリズムで育てなくない。                  
                                     
朝もやの5時、鶏舎をあけると150羽のほぼ全部が運動所出て、文字どうり羽 
根を伸ばす。ミミズやカエルを食べる鶏がおれば、草をついばむ鶏もいる。水を 
換えたり朝は結構忙しい。                         
                                     
7時、450羽の鶏を積み込んだトラックが到着。6羽のスペア―(おまけ)と 
12羽の雄鶏も一緒なので468羽が届く。この鶏は生後80日のヒナ鶏である。
雄が12羽。これは、すでに入っている150羽と450羽に対しての有精卵用 
である。1羽が50羽の雌をもてるハ―レム状態となる。           
                                     
なぜ、世の中は有精卵をありがたがるか。答えは「生命力」だと思う。ただし、 
いくら栄養分析をしても、無精卵と有精卵の栄養価としての差は出ないのが学問 
の世界での答え。                             
                                     
同じように「赤玉」と「白玉」の比較もそうである。             
                                     
グリ―ンコ―プあたりは、雌30羽に対して雄が1羽というバランスと聞いてい 
る。しかし、本当に有精卵を確保するには、雄1羽で雌10羽とされている。種 
卵採取の原則。                              
                                     
本当は、有精卵ほどこわいものはない。例えば、きょう巣の外、つまり土のうえ 
に卵を生み落したとする。その卵がに土がかぶさったり、なんらかの事情で発見 
がおくれ、4日後ぐらいに「あっ生んでいる」と採取された有精卵は、いまの時 
期では確実に成長が進み、流通の日数を経てお客さまの手元に届いたときは、卵 
内部では、そうとう成長していると思って間違いはない。養鶏家はほぼ、その危 
険性を知ってはいるが、世の中の「赤玉」「有精卵」迷信がはびこっている以上、
売れなければならず、ハ―レムつくりをしている。              
                                                                      
きょうは、自宅近くの魚屋さんから廃棄するアラを家内がいただいてきた。それ 
をおお鍋で煮詰めたものをバケツに入れて農園に持ち帰り鶏に与えた。150羽 
が一斉に食べはじめ、大量の魚が10分ぐらいで骨の山になった。大成功!今後、
できるだけこの餌は与え続けていこうと思う。                
                                     
タクロウ君が呼びにきたので行ってみると、おおきなヤマカガシがトグロを巻い 
ていた。このヘビは最近まで猛毒であることがわからなかった。日本本土にはマ 
ムシしか毒蛇はいないとされていた定説がくつがえり、このヤマカガシの歯の奥 
に毒を出す牙があることがわかった。つまり、深く噛まれない限りは大丈夫とい 
う蛇である。その説明をして、棒で山までもっていき放した。         
                                     
夕方、見回っていると運動場に小さな赤玉が生み落されていた。しんあい農園第 
一号の初生みタマゴである。タクロウ君にもたせて記念のシャッタ―を切った。 
                                     
夕方、タクロウ君を早めにアパ―トに帰らせ「8時に来い」と、夕闇から闇に変 
わる時間に再び来させた。きょうはいった450羽が鶏舎内部で四隅に固まる行 
動をするので、圧死をさけるため鶏を分散する作業を経験させるためである。  
                                     
最初の150羽を未経験のわたしは必死でやった。1羽も殺さずにすんだ。   
                                     
時間にして20分ぐらい、人間の目は暗闇でも慣れるとまぁ見えるものである。 
鶏の羽根についた脂で手がツルツルになって作業を終えた。          
                                     
今朝は、Y根さんの友人で「みき さん」ご夫妻が、草刈機持参で半日奉仕して 
くださった。缶ビ―ルを持っていったが固辞された。また奉仕させてくださいと 
帰られた。                                
                                     
ありがたい一日であった。                         
                   00/06/20(火) 21:24 六さん(JAG07563) 

| 2002年 | 1月 | |

| 2002年 | 1月 | 2月 | 3月 |4月 |5月 |6月 |7月 |8月 |9月 |10月 |11月 |12 |

| 電子メール | スペシャルエッグ | 2001年 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |

2000年 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |

| トップページ | みなさんのご意見 | 元気な鶏の卵です | 箸よく盤水をまわす | リンク先 | 地図 |