50101/50106 JAG07563 六さん 7月8日しんあい農園日記
( 1)  00/07/09 05:46           コメント数:1         
                                     
                                     
7日夜自宅に帰った。宇部のお掃除仲間がメロンを差し入れてくださった。それ 
が「7日が賞味」と書かれていたのを夜気がついた。娘に食べさせようとトラッ 
クを走らせた。自宅の電気が妙にたくさん点いているのが気になった。     
                                     
裏口から入ると家内が「T君が事故をした」と言う。よく聞いてみると、農園を 
6時過ぎに出て事故をおこし、8時過ぎに母親に泣きながら電話をした。    
会話の途中で彼が電話を切り、それ以後連絡がとれない。           
                                     
彼の携帯に電話をするが出ない。とりあえず警察に問い合わせると、となりの小 
野田署管轄で6時すぎ物損事故扱いになっているが、詳細は教えてくれない。人 
身ではないから安心しなさい。ということでよく朝の対応を決めた。その後、何 
度かお母さんから電話があった。                      
                                     
朝4時に自宅を出て農園に向かった。とりあえず朝のき基本的なことを済ませて 
おこうと。餌やり、水やりなどを済ませ、朝食(ソ―メン)を食べ終わると8時 
ごろだった。7時前には出てくるT君は出てこない。気になる。        
                                     
こんな日に限って鶏が1羽イジメで出血。捕まえて隔離。近所のおじいさんが新 
聞をとらんかと来たり、いろいろとハプニングがある。彼のアパ―トを訪ねたの 
は11時前になった。                           
                                     
駐車場に右前部を壊した彼の愛車が停まっている。2階の部屋に行き何度も呼ぶ 
が応答がない。郵便受けから中の様子を見ても居る気配を感じない。携帯がなっ 
た。家内からで---昨夜、夕食を食べに来ないT君をまかないのおばさんが心配 
して、夜も何度かアパ―トを訪ねたがいない。朝も来ないので心配して我が家に 
電話をされたようである。困った。                     
                                     
とりあえず、わたしの友人で日本生命の清水さんに連絡。彼女の損保に加入して 
いるから。彼女はすぐに対応してくれ、小野田署に行き相手と事故の模様を確認 
してくれた。そして事故処理手配を済ませて農園に来た。いろいろ話しをしてい 
ると、相手(若い女性)の父親がこられた。なんの連絡もないので誠意がないと 
いうのが訪問の目的であったが、わたしにかかってくるT君の父親や母親との電 
話応対に「もう済んだことだから、あんまり思いつめんよう本人に言ってくれ」 
と言い残して帰られた。                          
                                     
T君のおばあちゃんから家内に電話「部屋にいるかもしれないから合鍵で入って 
くれないか」と。家内は、不動産屋と大家さんの電話を紹介して「わたしより身 
内のおばあさんからお願いされませんか」ということで、おばあさんが不動産屋 
と大家さんに「入ってくれ」と依頼。もしもの最悪のことを予想しながら不動産 
屋が中に入った。そしたら、タタミにふさぎ込んでいる彼を発見。実は、不動産 
屋さんは興奮して合鍵なのに戸を開けることができず、時間がかかったとは後の 
談。                                   
                                     
彼はハプニングがおきると、人並み以上にふさぎ込む性格らしい。父親が「しば 
らくそのままにしておいてくれんか」とわたしに電話。カチンときた。しばらく 
そのままにして立ち直れるのなら簡単な話しである。周囲は昨夜から大騒ぎをし 
ているのに「そのままにして」はなかろう。来て彼の心を解きほぐしてくれ。と 
伝えた。                                 
                                     
6時58分。小郡駅に父親と母親が降り立った。悪いけど一緒にはいけない。鶏 
を放したままきているので、早く帰って鶏舎にいれないと事故がおきる。と理由 
をのべ、お世話になった方の名前と連絡先、そして被害者の父親の名刺を渡した。
                                     
昨夜は、ひとりで鶏の世話などをしたので疲れているにも関わらず寝付けなかっ 
た。泣きながら母親に事故をおこした電話をした彼、その支えにまだなりきれな 
い自分を感じていた。                           
                                     
月曜、事故の処理をして、代車を借りて火曜から出てこいと親に伝えておいた。 
出てきてほしい。                             
                   00/07/09(日) 04:36 六さん(JAG07563)


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