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JAG07563 六さん 7月9日しんあい農園日記
( 1) 00/07/10 09:19
朝6時すぎ携帯が鳴った。T君からである「これからお父さんと行っても(農園
)いいですか」と。
昨夜、母親は仕事があるので帰り、お父さんはT君のアパ―ト大家さんの好意で
布団を借り一緒に寝たそうである。夜のうちに被害者の方を訪ねお詫びをし、親
子でいろいろ話しあったようすであった。農園に来た車は、アパ―トの人が修理
工場を紹介してくれその代車できた。
やさしい言葉はかけなかった。責任をとるということについて強く言った。そし
て「おまえを一番心配したのは、アパ―トに入ってくれと福山から電話をしたお
ばあさんじゃろう!」と言葉を続けると、彼は大粒の涙をこぼして泣きくずれた。
前、福山競馬で働いたときも、福山市内の印刷所で働いたときも、そして今回も
無責任な態度で放置するのか。今回は自分で努力をして責任を果たせ。
わたしは、高校時代から吃音が気になった。それがだんだん強くなり、会社をは
じめたころには特に電話恐怖症だった。できるだけ家内に出てもらい、かけても
らった。とても不自由だった。
あるとき、このままでは終われない。と一念発起。電話はわたしが受けることを
決心した。そして当時は高かったが携帯電話を買った。その決心で長年苦しんだ
吃音が解消した。
そのことを話しをさせてもらった。ええか!自分の道は自分でひらくんじゃ。歩
くんじゃ。と。
きょうは日曜だけど、これから働かせてください。と彼が言った。よし、お父さ
んを小郡駅まで見送ってこい。きのう休んだかわりにきょうは働け。
家内がT君に弁当をつくって来た。わたしはホッとして楽をさせてもらった。
午後、松村専務をはじめ、下関の掃除仲間が大挙して訪れてくださった。T君も
一緒に大宴になった。今朝は深刻だった彼の表情が元に戻った。それにしてもお
掃除仲間はありがたい。久しぶりに酔った。
T君もわたしも、宴会の残り物をいただき感謝。事件軟着陸もありがたし。
00/07/10(月) 08:42 六さん(JAG07563)
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