50278/50278 JAG07563 六さん 7月13日しんあい農園日記
( 1)  00/07/14 08:18 

       

                                    
                                    
朝から草刈りをした。徳地地鶏30羽をきょうから放し飼いにするには、鶏舎近
くの草むらを刈り取り、獣が容易に近づけないよう環境を整える必要がある。預
かりものだけに慎重を期して。                      
                                    
昼前、鶏舎の戸を開放。徳地は勢いよく野外に出て草や虫を食べはじめた。とな
りのチャボの鶏舎にはいるものもいるが、チャボは我関せずという顔である。 
                                    
タクロウ君と共通語「病院」。実は怪我をして隔離している鶏が4羽いる。その
場所が「病院」である。どれも仲間同士で「尻つつき」をして死ぬ一歩前だった
鶏である。瀕死の重傷だった鶏は、腰の骨が出るまでつつかれ動かない状態だっ
たが、目の前に置いた水を3日目ぐらいに飲み、餌も少し食べはじめ。いま2週
間ぐらいになるが、傷はだいぶよくなり、歩けるというほどではないが、体の位
置を変えるぐらいはできるまでに回復した。                
                                    
他の3羽は、尻の羽根が一本もないのを除けば、他の鶏とまったく変わりないぐ
らいに元気になった。この赤身が出た尻のままで群に加えると、また集団でつつ
かれる。その対処は尻に白ペンキを塗っておくことがいいと聞いた。白色には無
関心らしい。                              
                                    
中学時2年生のとき、Kという3年生がいた。噂でKは年下からなにをされても
反抗しないと聞いた。事実、下級生からいつもイジメにあっているのを見た。岡
山の少年も、部活の後輩からさんざんバカにされ、そして爆発した。     
                                    
体力的、体つきが劣っている鶏をイジメる鶏の世界と、気の弱い者をイジメる人
の世界も同じだなぁ―。と感じる。岡山の少年をさんざんイジメた年下の少年た
ち。生まれながらに弱い者をイジメるという性格ではなく、成長の過程で備わっ
たものだと思う。コンビニが非行の温床などというより、社会全体が良くならな
ければならない。                            
                                    
夕方前、タマゴを自宅に持って帰った。家内はコロ(黒柴)を洗うときギックリ
腰になったと原人のような歩行をしていた。タマゴの店舗も完成まぢか。いい雰
囲気である。家内は夕食を持たせてくれたので、夕飯をつくる時間を風呂タイム
に切り替え、農園と自宅の中間にある温泉に行った。            
                                    
おじいさん、その息子、そしてその子供、と3代が仲良くお湯につかっていた。
おじいさんの身体を洗ったり、洗面のお湯の温度を整えてやったり、いい雰囲気
だった。わたしも普段はシャワ―が主なので、ゆっくり身体を洗いお湯を楽しま
せてもらった。                             
                                    
                   00/07/14(金) 07:43 六さん(JAG07563)


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