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JAG07563 六さん ７月１７日しんあい農園日記
( 1) 00/07/17 23:03
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朝４時すぎ、自宅で目覚めて農園に来た。一日が始まる静寂を、鶏の元気な声が
していた。昨夜の無事を感謝しつつ電気柵のスイッチを切った。
毎日、鶏のマニュアルどうりに餌を与える。１日９０グラム×６００羽がおおよ
その数値であるが、わが農園の鶏は食欲旺盛で定められた量では足りない。おそ
らく運動する分消費が大きいのだろう。今朝もバケツいっぱい×３鶏舎を配って
歩いた。
タマゴが売れている。まだ販売するつもりはなく、できるだけ多くご予約くださ
った方に「初生みタマゴ」をご賞味いただくつもりなのだが、県道に立てた看板
を見て求めに来られる人が多くなった。きょうは合計７０個近く収卵したが、そ
の全部が売れてしまった。嬉しい反面、このままでは足りないという計算外の売
れ行きに困惑。
タマゴは全部が売れるというものではない。ヒビ・汚れ・大幅な規格外れ・殻の
色が悪い、などをチェックする。例えばヒビがあるタマゴはきょうは４個出た。
放置しておくと雑菌の温床になる。昼に煎りタマゴにしてタクロウ君の胃袋に納
まった。わたしも責任上食べた。
汚れは頭が痛い。軽易なものは刃物で削り済ませるが、それでもダメなものは茹
でタマゴにする。茹でる過程でカラはきれいになり商品になる。これは買い求め
にこられたお客さまに「おまけ」で差し上げる。タマゴの汚れを湿った布巾でぬ
ぐうと、タマゴの表面の無数にある穴から汚れが中身に達して汚染する。デリケ
―トな商品である。
午後、山根さんと家内が来園。２０日に開園祝いに来てくださる方の準備をした。
３０名以上の方が、ご多用のなかお越しくださったり、記念品の応援に参加して
くださったり･････身にあまる光栄としか表現しょうがない。
また、山根さんは仕事の都合を繰り合わせてきてくださり、家内も病院と自宅を
かけもちしながら手伝ってくれる。これらも感謝しなくてはならない。あたりま
えと思うときわたしの値打ちが崩れる。
先日の「熱血テレビ」でわたしを観た徳山の方が手紙を届けてくださった。宇部
市小野 しんあい農園 が宛先。これでは届かないが、見事に自宅にこの郵便が
届いた。郵便局のイキな計らいに感謝。以前、「宇部市下萩原 お父さん お母さ
ん」という宛名で韓国の女子大生チ―ヨンから、ホ―ムスティ―のお礼が届いた
ときも感激した。郵便局もたいしたものだと思う。
この差し出し人は「真民碑」を訪ねる方で、１５０ぐらいの碑を巡っておられる。
農園の碑は５４２番碑。お待ちしていますので････とお返事をした
00/07/17(月) 23:03 六さん(JAG07563)
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