50625/50630 JAG07563 六さん 7月21日しんあい農園日記
( 1)  00/07/22 05:18                          
               
       
                
                                     
正午、宇部国際ホテルに画家の石原先生を訪ね、先日の恵那を題材にした作品を 
お借りした。「明日、農園経由で東京に帰りたいが・・・・」と言われるので、定例 
の「宇部掃除に学ぶ会」が終わったあとお迎えにくるよう約束。        
                                     
農園ではタクロウ君がパンを刻んでいる。このパンは山根さんが正月堂製パンの 
井上社長にお願いしてくださり、いくらもらってもタダという食パンのクズであ 
る。クズといっても充分人が食べられるぐらいの品質である。鶏はパンが大好き 
である。10キロぐらいのパンは600羽が10分もあれば食べ尽してしまう。 
いくらタダだからと、パンのみで育てるわけにはいかない。適当に塩分や油分も 
あり、わたしの感覚は「おやつ」である。                  
                                     
午後、徳山市から女性が2名訪れてくださった。真民先生の石碑を探し求めてい 
るという女性である。わたしと同じ49歳と言われた。家庭でいろいろ不幸なこ 
とが重なり失意のどん底で真民先生の詩とご縁がうまれ「よし、もう一度生きて 
みよう」と歩みはじめたという。                      
                                     
驚いたことに、わたしはこの女性とあっている。2年前だったか、難病の人にチ 
ャリティ―をしよう!という山根さんの発案で、フォ―ク歌手の梅原さんを招き、
イエロ―ハット山口営業所の真民碑「二度とない人生だから」の前にステ―ジを 
つくり、山口県のお掃除仲間が一体となってやり終えたイベント。その会場に観 
客としてきていたという。その後、山根さんと文通がはじまったと。      
                                     
ああ、それなら23日、この農園で田中義人さんという方の講演があり、その場 
に山根さんがこられるから来ませんか。と会話をしていると携帯電話が鳴った。 
「足立さん、これから友人2名と行きますよ。いま下関です」と山根さんから電 
話。偶然といえばあまりにも偶然「徳山のカワムラさん。23日ご案内しますよ」
と了解を得ることができた。                        
                                     
女手ひとつで3人の子供を育て、次男が今年高校を卒業して働きはじめた。子供 
に「これまでは子育てのために働いたが、これからは自分の納得いく生き方をす 
るから自立してよ」と。いま彼女は訪問介護の資格をとる勉強をしているという。
篠栗で朴の会があり、「浜勝」の美味しいオニギリを食べた思いで。そして浜勝 
を知り、あるとき食事にいったら雨がふりはじめ、帰りに傘を貸してくださった 
店長のやさしさ。鍵山相談役の素晴らしさ。など、わたしとの話題は全部共通だ 
った。そして「自分の納得いく人生を歩む」というところまで。        
                                     
きのう開園式で頂戴した朴の木の目録。その花言葉は、「親愛なる友情」と、S 
Mル―ムパティオで松山の長坂さんが教えてくださった。しんあい農園にまさに 
ふさわしい。                               
                   00/07/22(土) 04:44 六さん(JAG07563)

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