51007/51007 JAG07563 六さん 7月30日・31日しんあい農園日記
( 1)  00/07/31 19:57                          
                           
       
          
                                     
5年前の1月11日午前10時。ロ―ヤル山口営業所(現イエローハット)で鍵山社長 
にお目にかかった。その日からわたしの生きるという歯車は正常回転を目指して 
軌道修正をはじめた。凡事徹底という四文字を教わり、翌日から6キロ歩くとい 
うわたしの凡事と掃除をはじめた。これほど素晴らしい生き方を実践しておられ 
る人を他に知らない。                           
                                     
その鍵山相談役が予ねてより「農業は夏が一番辛いのです。その夏に1日お手伝 
いにまいります」と言われていた。それが実現した。             
                                     
午後3時前、山根さんと石田さん(宇部掃除仲間)が相談役を車でご案内してく 
ださった。いつものあの笑顔が農園にとうとうお出でてくださった。それだけで 
も感激。掃除の仲間がみなさんでご夕食の支度をしてくださる。なかでも、下関 
では最高の店「浪花」がそのまま農園で奉仕をしてくださる。たくさんの食材に 
加えて鮎を焼く炭まで到着。なにもかも豪華。それに加えて河村建夫代議士が奥 
様とご一緒に仲間に入ってくださり。味も人も最高のステ―ジが整った。ついで 
に愛犬までもが土足であがり相談役の脇に寝そべった。            
                                     
松村専務がご協力くださって実現したと浪花の荒川さんが説明された、天然フク 
の素晴らしい大皿2枚。こだわりの生ウニ、天然鮎の焼き物、麦ご飯に山芋など 
など、次々にお料理がくりだされた。これほどのお料理をわたしは食べたことが 
ない。                                  
                                     
わたしは直接聞いていないが、荒川さん愛用の包丁は短いそうである。師匠から 
いただいた立派な包丁を研ぎながら大事に使ったので短いそうである。わたしも 
掃除はく長靴は、松村専務が「これを使え」とくださった長靴である。もう4年 
以上毎日はいている、底が薄くなったが掃除の原点を思い出すにはこの靴がいる。
                                     
パタ―さんの毒舌も酔いの原因か・・・・酔った。朝、板の上でひとりパンツ1枚で 
寝ていた。蚊にたくさん刺されていた。朝食はタマゴ料理を女性がつくってくだ 
さった。                                 
                                     
食べ終えると小雨をついて畑に相談役は出られ草取りをはじめられた。わたしだ 
ったら「きょうは雨なので、お話しでもしましょう」とお茶を濁すところである 
が、天気は一切関係なく黙々と作業をされた。11時過ぎまで汗と雨でずぶ濡れ 
になりながら。                              
                                     
昨夜は代議士と話された相談役が、きょうは目をほそめて子供たちと会話をされ 
る。相手が相談役にあわすのではなく、相談役が自在に立場を変えながら、相手 
を尊重されながら会話をされる。この姿にわたしは魅せられる。        
                                     
昼食。人数が少し多くなり弁当の数が不足。わたしは朝の残りのご飯をオニギリ 
にしてもらって食べはじめた。そのとき相談役が「わたしには食べられないもの 
がありますから、お弁当を食べてください」と、わたしのオニギリと交換された。
                                     
午後、お風呂に行きたいと申されたので近くの温泉にご案内。一緒にお風呂には 
いった。ここだけの話しであるが、相談役の身体はガッチリ鍛えられていた。  
                                     
お風呂を終え農園でお話を承ることができた。一緒に作業をした小学生にお手伝 
いの大切さをお話され、その返礼に姉妹が二曲歌をうたった。         
                                     
素晴らしい時間があっというまに過ぎ、午後2時過ぎに農園を後にされた「必ず 
また来ます!」と声をかけてくださった。                  
                                     
相談役がお疲れになりませんよう。後ろ姿に祈りをこらした。         
                                     
                   00/07/31(月) 19:09 六さん(JAG07563) 

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