( 1) 00/08/07 08:39
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相談役が「３００個送ってください」とタマゴをご注文いただいた。本社で働く
３０名のパ―トの方にお配りになるので１０個×３０パックである。ご注文をい
ただきながらまだ発送できないのは、今タマゴを生んでいる群が１５０羽なので、
１００パ―セント生んでくれて２日である。だが、なかなかそうはいかない。
５日の夕方２４０個ぐらい色・形に自信がもてるタマゴが揃った。６日は送れる
ぞ。と思っていた。
朝７時、常連のおばさんが来園「きょうは５０個ね」ときた。常連さんは弱くパ
ックをつくった。入れ替わりに人が来た「小野田から買いにきました。５０個お
願いします」小野田市から車で往復１時間をかけて買いに来られた方なので「は
い」と売れてしまった。
なんとか１００パ―セントの１５０個近く生んでくれ！と鶏に手を合わせたい気
持ちがしたのは「６日に発送します」と役員室宛てにファックスを入れてしまっ
たから背水の陣である。午後１時、ギリギリの３００個がとれた。家内に連絡し
て自宅から梱包して発送してくれるよう手配した。
日曜は来園される方が多い。最後の人は家族連れだった「テレビでみました」と
大きなご主人だった。空手の経験者か拳が鍛えられていたのが印象的だった。鶏
かタマゴに関心があるのかと思うがそうでもなく世間話をしていた。男の子が走
りまわり、ついに二階のわたしの部屋にあがり走りまわりだした。
父親が語りはじめた----多動症（こんな字か？）なんですこの子は。この子は小
学校一年生ですが、子供がうまれてこれまで私たち夫婦は気持ちが休まったこと
がありません。とにかく走りまわり危険なことが何度もありました。数年前、車
の前に飛び出し、子供の上を車が通過して腕の骨を折りました。
なんとか普通学級にと夫婦で願いをたて、母親が終始一緒に付き添うという条件
で小学校に入学。でも、他の父兄から「邪魔になる」「迷惑する」と露骨な言葉
も聞き悩んでいるんです。これからどうしていいのか････。
ＳＯのアスリ―トにダウン症のある男の子がいる。Ｕ君という。彼の母親は教育
委員会と交渉を重ねて６年間一緒に学校に通い教室で過ごした。昨年、ＳＯの母、
中村勝子さんの講演会が宇部ソロプチミスト主催であった。そこに女子高生が数
人来たのでわたしは声をかけた「なぜ学校を休んでまで来たんですか」と。彼女
たちはＵ君の小学生時代の仲間だった。Ｕ君を通じて福祉に関心をもち、将来は
福祉の道を歩みたい。と目を輝かせた。
父親にその話しをした。Ｕ君が少なくと数人の女性の人生に大きな影響を与えた
ことを。そして住所とお名前を聞かせていただいた。ＳＯのご案内をさせていた
だく。
00/08/07(月) 08:00 六さん(JAG07563)
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