JAG07563 六さん １２月３１日しんあい農園日記

---

朝５時、つめたく輝く満月のおかげで犬の散歩も楽にでき、マイナス５度の冷え込みでも水を少し出していたので鶏舎全部の水は出ていた。いくら寒くてもこの時間の緊張感は心地よい。

ブリのあらで味噌汁。五合のご飯に生タマゴ。リンゴを半分と牛乳少し。腹いっぱい食べておかないと昼まで空腹でたまらなくなる。味噌汁はうまかった！

タクロウ君は、きょうから正月休みで福山の実家に帰省するが、半日出てくれるよう頼んだ。６時前から鶏舎にはいりタマゴを集めて歩く。ただ集めるのではなく、給水などに問題はないか。病気や怪我の鶏はいないかアンテナをはって歩く。６時から各鶏舎にはＦＭ山口放送が流れる。その内容から大晦日を感じるぐらいである。

去年の年末と比べると鶏の数は４倍になっている。働く者も多くなった。体力も充実してくるし、手もやっと作業用の頑丈な手になりつつある。よくこれだけの仕事が一年続けられたと思う。まだ五里霧中の仕事をしているので、安定していないことがわたしのなかにもたくさんある。やらねばならないことをそのままにしている。

大勢の人と今年もご縁ができた。これまでは、掃除のご縁が多かったが、今年はタマゴのご縁である。だから、どんな友達ができたかで、どんなことに本気だったかが検証できる。酒飲み友達の時期があり、釣り仲間の時期もあった。来年の仲間はどんな仲間だろうか。楽しみでもある。元旦もいつもどうりに自炊して仕事をやる。これがわたしの今の軸である。

お世話になったみなさんにお礼を申しつつ大晦日の夜はふけてゆく。

01/12/31(月) 21:03 六さん(JAG07563)