JAG07563 六さん １月８日しんあい農園日記

ビーグルは綱で散歩するが、朝の散歩は犬が動くたびに腰に痛みがはしった。６時からタマゴを集めるが腰をかがめるとまた激痛がはしる。薪ストーブに火をつけようと思ったが、ナタをふるうとまた腰が痛くて。

４５歳のとき、２５０キロ歩いた。朝、ガードレールを持たないと歩けないほど足の気肉が痛かった。だからといって歩かないと痛みはおさまらない。この腰も痛いからとかばうとますます痛いと思うからこらえて仕事をやる。配達で車の乗り降りも痛みがはしる。３時半に配達から帰り、スコップを一輪車に積んで、きのう腰が痛くなった仕事をやった。しだいに痛みが薄れてきて５時には完全に治った。怪我なら無理はできないが、この痛みには多少の荒療治がわたしの場合にはよい。

カレイの煮付けをつくり、家内の差し入れのおかずと一緒に夕食をしていると停電した。山で電気が切れると当たり前であるが真っ暗である。マグライトの灯かりで簡単に後始末をして、ワインを飲みながら復旧を待った。暗さは辛抱できるが、寒さはこたえる。一時間待ったが電気は来ない。

自宅に帰ることにした。このままでは寒さで震え上がる。問題は、鶏舎に点灯するタイマーが狂うことである。いったん自宅に戻り、朝３時に来て手動で点灯すればよい。自宅を２時半に出よう。

自宅に戻り電力会社に電話で確認したが、まだ原因はわからないそうである。わたしは温かい自宅に戻ったが、星山のばあさんや、独居老人は寒さがこたえているであろう。腰も電気も、治ってありがたいのではなく、不自由がないことが一番ありがたいことが身にしみてわかる。

02/01/08(火) 19:53 六さん(JAG07563)