JAG07563 六さん 1月14日しんあい農園日記


午後2ごろ山口に配達に出て市民館で成人式に集まった若者の姿を見てたまげた。晴れ着を着たギャル達が携帯電話を片手に歩いている。酒をくらう男たちもいる。こんな式典になんの意味があるのかと気分が悪くなったのは正直な気持ちである。

形骸化。カタチだけは昔のまま残り、その内容が無いのがそうだろう。なにも成人式だけではない。職場、家庭、宗教などさがせばいくらでもカタチだけのことがある。

成人した若者を心から祝う。それが出発点であった。それが主催する側の「行事」になりさがっているところにつまづきがあり。本来、人を助けなければならない宗教家が助かっておらず。企業は使命感より売り上げが気になりリストラという言葉が市民権を得て。マスコミは荒れる場面の映像を出している。式典の時間を短縮したり、警備を強化するぐらいならば止めたほうがよいと思う。

タマゴは一箱160個はいり、それを二箱レストランの厨房に納品しようとして、足元が見えないので置かれていた箱につまづいた。必死で支えて、左足の膝と右手の指をしたたにうって前に倒れた。抱えたままの姿勢が保てた。すぐ、箱を開けてみると幸い1個だけ割れていた。コックさんが「大丈夫ですか」とかけよって心配してくださった。「1個割れましたが、今度のときお返ししますから」と言葉が出た。その帰り道、小雨なのではやく運びこもうと二箱抱えて足元が見えず、大切な食材につまずいて心配したのはタマゴであり痛い膝であった。なんで、置かれていた食材に問題がないかを心配する気持ちが出ていない。心配してくれた若いコックさんに恥ずかしい気持ちがした。雨でも急がず確実に運ぶことが大切だと知った。

02/01/14(月) 18:58 六さん(JAG07563)


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