JAG07563 六さん 1月16日しんあい農園日記


二日も恵みの雨が降った。対岸のじいさんが先日来て「井戸の水はどうかの?」と。一年間で井戸の水位が下がるのは一月と二月であり、つまり、この時期に掘った井戸やボーリングならば年中水がかれることはないと教えてくれた。

不自由するほどではないが、先日、廣中さんが井戸の中に発泡スチロールを入れ、そこからエンビのパイプを立ち上げ、井戸のコンクリーの蓋に穴をあけて発泡スチロールの上下で水位が目測できるよう考案してくれた。その水位計が朝から夕方までに三十センチは下がる。この水が不足したら4000羽の鶏が生きていけないので、雨が少ないので外食ならぬ外風呂生活を余儀なくされていたが、水位が回復したので久しぶりに昨夜は風呂を使った。その勢いで水を存分に使いトイレも磨きあげた。まさに恵みの雨である。

実習生の重兼君の挨拶が悪い。歩きながらペコリと頭を下げる。それは、一緒に来ているお母さんもそうするからである。タマゴをわざわざ買いに来られたお客さまに「こんにちは」「ありがとうございます」の挨拶ができない。そんなことをこれからできるようにわたしの課題として取り組んでいきたい。就労の場としての農園であるが、重兼君が社会で自立できる力が出せるお手伝いをする。そういうことで一緒に働いている。タクロウ君には4月から夜学に通って学園生活をとおして人間関係にみがきをかけてほしい。その自立に役立つ働きができる農園にならねば。

わたしの生き方が問われる。

02/01/16(水) 20:08 六さん(JAG07563)


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