JAG07563 六さん 1月19日しんあい農園日記


日ごろ方言をなるべく使うようにしている。方言は文化であり、標準的な言い回しではギスギスする内容もときにはソフトに伝えることができる。

先日、県立大学の前新さんが「しわい」を知っているかと聞くから、あんた家に年寄りがおるね。と答えた。「歯にあわない硬さ」「つきあい難い人」を指す。農園近くの老人は「はなえる」をさかんに使う。ふたつ意味がある。

先日、あの人から物を買ったが使い難い「はなえて」文句を言いに行くほどでもないが。この場合は「わざわざ」。もうひとつは、ぼつぼつ田を「はなえよう」。これは「始める」。田舎は方言のほうが言葉のとおりがよい。田舎を歩く営業マ ンは方言を駆使するとよいかもしれない。

最初に就職した会社の社長は明治生まれの海軍出身で、それは小言が多く、挨拶、箸の上げ下げや、醤油の量が多いとか、戸の開閉にいたるまで「どあほう!」と罵られながら鍛えられた。小言をグチグチ言う男にはなるまいぞ。そう思ったものであるが、最近、タクロウ君や正志に小言の数が多くなっていることに気がついている。それだけわたしも本気なわけであるが、おそらく聞く側は、若いときのわたしと同じような気持ちで聞いていると思う。わたしがそれでも気をつけているのは「言うのは一回だけ」と肝にめいじている。

服は週に何度かは着替えて来い。きのう朝7時にタクロウ君に一発やった。今朝、ズボンも上着も着替えて来たので「よし!その調子」と声をかけておいた。

02/01/19(土) 18:12 六さん(JAG07563)


| 2002年 | 1月 |

| 電子メール | スペシャルエッグ | 2001年 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |

2000年 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |

| トップページ | みなさんのご意見 | 元気な鶏の卵です | 箸よく盤水をまわす | リンク先 | 地図 |