JAG07563 六さん 1月23日しんあい農園日記


ある方が旭村の特産品「佐々並み豆腐」を扱いたい。そうわたしに言われた。旭村は山口市と萩市の間にある山の多い村であり、合併当時のいきさつで、役場本庁が2年おきにふたつの集落を移動するという、国内でも希な行政運営が近年までされてきた。

わたしが「ぎじろくセンター」を創業したとき、第一号のお客さまが旭村議会事務局であった。当時は総務課が議会を兼務しており担当者は石田さんだった。石田さんとはいろいろな機会で酒を飲むことも多くいい人間関係だった。

数年ぶりに豆腐のお願いで役場を午後から訪れた。玄関を入るなり何人かの職員さんが驚きの表情でわたしを見た。これまではスーツで訪れていたのに、きょうは作業服に長靴姿である。玄関の正面が助役席で「あっ!石田さんじゃ」ということで挨拶にいった。「あんたー、なにしちょるそか?」わたしのいでたちに驚いておられた。「リストラしました」というと大笑いされた。

豆腐は経済課で話そうと二階にあがると、経済課長はお世話になった内海さんだった。旭村がコンピューターを単独導入して住民記録や税金処理をはじめられるとき、わたしがお手伝いさせていただき、村から感謝状をいただいたことがある。そのとき、広島県の倉橋町などコンピューターの先進地視察にわたしも同行した。その当時の職員さんであった。

実は、旭村議会会議録を契約した20年前、当時の大石村長さんに「農業高校の跡地がありますが、あそこで鶏を飼うと老人のよい仕事になりますね。餌は湯田温泉の旅館からもらえばできると思います」こんな会話を村長室でしたことがある。考えてみればその当時から転職を考えていたのかもしれない。

懐かしい人たちに出会えた。今夜は、当時320万円の富士通日本語ワードプロセッサ・オアシス100を買わせていただいたご縁で親しくしていただく上田さんが泊まりにこられる。週刊誌のワープロ資料請求のハガキを投函したら上田さんが来られた。松村社長と萩の中学時代からの親友でもあった。今夜はふたり(家内がお給仕)でゆっくり猪のスキヤキで飲もうと思う。

02/01/23(水) 16:30 六さん(JAG07563)


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