屋根をたたくような、いまの季節にはめずらしい豪雨が昨夜から降り続いた。川は濁流になり、たくさんの渡り鳥の姿はなかった。タクロウ君が元気よく挨拶をしたので胸のつかえがとれた。

４０００羽もいると怪我をする鶏が常時何羽かいる。今は足先から血が出た雄２羽と、尻を仲間につつかれ歩けないほど大怪我になった雌を隔離している。その他にも元気のない鶏が数羽いる。いわゆるこの「病院」でも闘争があり、強いものと弱いもの、順列をつけようとする。きのうまで群れでイジメにあって尻から血が出ている鶏が、食欲のない弱った鶏を威嚇する。情けない光景である。

午後、３００羽の群でうずくまっている一羽を見つけた。トサカが黒くなり、目を閉じておおきくからだで息をしている。明日の朝まで命はもたないと思う。ここにおいておけばつつかれるので外に出した。愛犬が心配して側を歩きまわっていたが鶏の側に座った。犬が鶏を案じているのかどうかわからない、けれどその姿には感動した。

５時半の予約で散髪に行った。自宅の近くである。農園をはじめた頃には坊主頭にしたが、自分でも品のない顔になったと反省して、いつものアイパーでセットしてもらう頭になった。しかし、このアイパーセットはカットもふくめて２時間近くもかかるので「カットだけにしてください」とお願いした。どんなカットがいいのか問われたので「おまかせカット」にしてもらった。３５００円。

今夜は久しぶりの自宅。なにがいいか・・・食事の支度をしなくていい。

02/01/27(日) 18:28 六さん(JAG07563)