JAG07563 六さん 1月30日しんあい農園日記


公表したくはないが13鶏舎のうち5鶏舎にネズミがいる。ネズミが入らないよう基礎工事までしている。そのネズミがいる理由はわかっている。

夏、38度近くも温度があがると毎日2〜3羽の鶏が暑さで死んでいく。昨年は、井戸水を毎日鶏舎の屋根に午後3時に放水して温度を下げる努力をした。それでも死んでいく鶏がおり、最後の手段で採卵室の戸を開放した。ここを開けるとヘビがタマゴを狙う。何度も大きなヘビを追い出した。殺したヘビもいる。そのドサクサに紛れて野ネズミが入った。

通販でレストランが使うというネズミ駆除道具を設置したり、いろいろ方策を講じてもネズミは案外頭がいいので捕まらない。チュートルマンという農協推奨の道具も2匹捕獲しただけ。とにかく採卵室に大きな穴を掘り夜中は楽園生活をしていると思われた。絶対捕まえる。その信念でいつも頭にはネズミ対策があった。

たまたまパンを捕獲器に入れると100%の確率で捕れることがわかった。農園のネズミは洋食である。イモ・魚・ソーセージなどいろいろ試した。結果はパンと出た。今朝も捕獲器にいっぱいの大ネズミを捕った。もう勝ったも同然である。今夜から5鶏舎の産卵室に一枚のパンを置いている。餌付けである。しばらくパンを好きなだけ食べさせてからカゴで捕まえる。しぶとく模索して勝利が見えてきた。必ず解決方法はある。あきらめたら終わり。

笑顔の大工、村上さんが2月上旬を目標に鶏舎をひとりで建てている。そのスタミナは凄い。今回はあらゆる改善を鶏舎建築に取り入れている。そのひとつは巣箱の高さである。極端に低い巣箱。反対に高い巣箱。中間はない。わたしの経験ではこれで鶏が安心して巣箱で産卵するであろう高さである。しかし、こんな極端な高さは常識外れである。常識が惑わせることが多い。

02/01/30(水) 19:14 六さん(JAG07563)


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