JAG07563 六さん 2月17日しんあい農園日記


昨夜は家内が泊まった。朝食を食べさせてもらえるのは楽でよい。好物のイワシ団子の味噌汁。野菜サラダ。ご飯(かるく一杯)。食べながら自宅の様子を聞かせてもらうのは、実にとりとめのない話題が多く軽い気持ちで聞き流している。そのなかで母の誕生祝いについて言うので聴いた。

唐戸の中尾専務さんたちが来られた夜に「ふく」のみがき(皮と内臓をとったもの)をたくさんいただいた。さっきまで活きていたというだけあって、その姿でもピクピクしていた。農園式宴会でしっかりいただいた。農園の刺し身包丁の切れが悪く、近くのショップ井上に買いにいっても刺し身包丁はなく、出刃包丁を買ってひいたふくである。歯応えしっかりで最高だった。

余りを家内は自宅に持ちかえり刺し身にひいた。15日、一日早い母の83歳の誕生会をしたという。正志は酒が好きな母に濁り酒を買って飲ましたという。20年ぐらい前は、日曜日に相撲をみながら、わたしは母と一升酒を飲んだこともある。そのぐらい好きである。

そして母からの手紙を差し出した「足立進様」と書かれてあり、便箋2枚に「ふくがうまかった」ということと、親は子の誕生日を忘れても、子は覚えてくれて嬉しいとも書かれてあった。最後に「老いて知る今が幸せ春うらら」「落ち葉踏む息子(わたし)に白髪増えにけり」「如月や八十路を越えて誕生日」そして昨年受賞した「病名は触れずに見舞う菊日和」

下関の松本専務からいただいた芋焼酎が絶品で、今夜もひとり酔いしれている。母が書いた便箋2枚を何度も読み返しながら。

02/02/17(日) 19:15 六さん(JAG07563)


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