JAG07563 六さん 2月24日しんあい農園日記


夕方5時半に散髪を予約した。4時過ぎには農園を出るので鶏は一日鶏舎に閉じ込めたままである。放していたら6時半ごろまで鶏が鶏舎に入らないのでわたしが動けない。散髪の日は鶏にとっては窮屈な日である。たまのことだから辛抱せい。

4時前、留守番するビーグルの太郎の散歩も終わり、餌を与えていると鴻池組の山田さんが奥さまと来られた。ご自宅は小郡にあり、仕事場は広島市内でいつも往復しておられる。加えて丸亀市の近くにあるご実家でひとりお住まいのお母さんを隔週一泊で訪れてお世話しておられる。山田さんは、わたしが宇部で掃除をたちあげてまもなく仲間入りされた。宴会では背広を前後に着て怪しい中国人に扮したり楽しい方である反面、志ネットワークやいろいろな学びの場に出ておられる。並木通りのモンテティナで掃除の仲間とワインを飲んで、ふと見ると山田さんの笑顔がある。そんな方である。

84歳のお母さんが子供にかえっていく。立ち話である。ゴミをゴミ箱に入れるがそのゴミ箱を片づけることはしない。風呂も入らない。庭にゴミを捨てることもある。実家に帰ると部屋の掃除をして、お母さんを風呂にいれ、洗髪は風邪をひかないように昼間にやり、一ヶ月に一度は美容院に連れていく。それが苦にはならない。掃除の会で多くのことを学んだから。と話された。聞かせていただき ながら頭が下がる思いがした。

タマゴをお買い求めいただいた。なにかお土産をさせていただきたい気持ちになり鶏肉を「今夜はご家族で召し上がってください」と差し上げた。こんな素晴らしい仲間がわたしにはある。

散髪屋のオーナが農園に来たいと言う。ああ、いつでも来てください。鶏肉でとことん飲みましょう。楽しい酒を。というと、すぐに知り合いに電話をして「しんあい農園に飲みに行こう」と。相手は「しんあい農園」という居酒屋かと錯覚しておられた様子だった。わっははは!

02/02/24(日) 18:32 六さん(JAG07563)


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