六さん 3月1日しんあい農園日記


ここで2度目の春をむかえる。昨年は身を切られるよ経験したので、今年の冬は楽だった。わたしは左手の人差し指しは怪我で短くなっている。その無い指先が寒い日には血が通わず冷たく痛い。だからホカロンをスボンの左ポケットにいつも入れて指先の暖をとる。そのホカロンも数日前から使わない。

水仙の新芽が川土手に出ていたり、最近まで土色だった場所が日増しに緑に変化している。木々の新芽もふくらみはじめて春が来た。

山口市内の配達に出ると、卒業式を終えた高校生が嬉しそうな表情で歩いている。また春を感じて嬉しい。我が農園のタクロウ君は、望月さんのご心配で山口高校定時制を7日に受験する。本人はウキウキしている「小論文で選考されるということですから大丈夫です」。支給される給食が楽しみとか聞かされると可愛いと思う。入るのは簡単でも、出るのは大変でよ。と釘を打っておいた。

この農園を舞台に多くの人が助かり、元気になっていく場であればいい。

午後から山大附属養護学校の三者面談に正志が行った。重兼稔君と母親。学校と農園という面談である。偶然ではあるが7日から稔君も農園に働きに来ることになったと正志から電話を受けた。

「念ずれば花ひらく」農園の入り口に石碑がある。マジックショーではあるまいし、それは違う。真民先生のお心は「念ずれば」と「花ひらく」の行間に「己が動いて」という言葉があると解釈している。つまり「行じて」とか「実践して」ということである。本当に念ずれば身体が動く。

農園が動き続けて、やっと花がひらくとイメージがわいてきた。春満喫である。

02/03/01(金) 19:37 六さん(JAG07563)


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