JAG07563 六さん 3月4日しんあい農園日記


鍵山相談役は畳の部屋。声はきれいな山根さんと家内とわたしは板の間に布団を敷いて寝た。わたしが板の間に寝るわけはふたつあり、ひとつはイビキと寝言。もうひとつは朝起きる時間が早すぎる。やはり4時過ぎには目が覚めた。

相談役も起きておられる様子を感じていた。6時前、山根さんの運転で宇部空港に向かわれる前に「このタオルは使っていませんから」と机に置かれた。お見送りして8時前まで仕事をした。自宅に戻る家内の車に便乗して自宅に着いたのが8時半だった。それから農園まで25キロの道のりを歩いた。

45歳のとき宮崎から宇部まで歩こうと思い実行した。80キロを毎日歩けば5日で歩けると思った。それぐらいの自信があった。けれど50キロ歩くのがやっと。それも朝5時から夕方7時ごろまで歩いてである。おおげさではない地獄だった。きょう使ったトレッキングシューズの内側にはまだ黒くなった血の跡がある。靴のなかで足が腫れて、その足の小指から毎日血が出ていた。その辛さも終われば感動の思い出になり、阿蘇内牧で終わった旅の続きをいつかやりたいと思うようになった。でも5年も歳をとっている。どれだけ歩けるか、前々から計画してそれを実行した。

25キロを4時間半で歩いた。ウグイスの声や小川にメダカの群れる姿、木々の新芽がふくらんでいたほんとうに春を感じながら歩いた。1時に農園に戻り、昨夜のあまりもので昼食を済ませて、山口市内など三ヶ所の配達をして、於福の温泉で疲れをいやした。やはり両足の小指に水泡ができていた。

しんあい農園新聞(らんらん)を昨夜杉本さんが納品してくれた。3月号はナザレ園特集でやりましょう!と元気がいい。きょう歩くことを話したら、中間地点ぐらいでわたしを探して写真を撮ってくださった。ちょうど仕事のコースだったとか。らんらんに載るかもしれない。

明日は恵みの雨が降りそう。山口市内の配達日である。今夜は爆睡!

02/03/04(月) 18:17 六さん(JAG07563)


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