JAG07563 六さん 3月10日しんあい農園日記


きのう広島から中村さんがパソコンの指導に来てくださった。夕方に小郡に到着してください。旅費はお手数ですが農園で領収をとっておいてください。とお願いしていた。夜9時過ぎまで食事も酒もおあずけで正志にご指導くださったという。わたしは農園で鶏の番人をしていた。朝、正志が「中村さんは、来られるときは農園の事情を考えて鈍行で来られました。帰りは新幹線です」と報告した。まさにモンゴルの教えどおり「人を助けるなら助かるまで」の実践だと思った。

10時前に中村さんは家内の運転で農園に到着。何度も来ておられるが、その度にきちんと酔われて「素面で農園を見ました。大きいですね」。わたしのパソコンも手入れをしていただき、しばらく歓談して鶏飯とタマゴ焼きで一緒に昼食をいただいた。中村さんとは「掃除」が縁である。一緒に便器を磨く友達は、酒を飲む友達よりはるかに偉大である。特に中村さんは便器も磨くし、酒も飲むのでそれは強力な仲間である。

今朝、タマゴのお客さまAさんの長男が働きに来た。きのう母親から「春休み、土日は農園で鍛えてください」と電話があった。この春から高校に通うという。野球をしていたという大柄な少年は27センチの靴である。遠慮なくやろうと思うがひとつ気になる「他人に預ければなんとかなるかもしれない」という思いである。どんな事情があるかはわからないが、わたしならば子供と向き合いたい。

中村さんを小郡でお見送りして農園に戻り、一輪車でマサ土を鶏舎の運動場のくぼみに運ぶ仕事をさせた。27センチの足や腰は案外弱い「おい!」と呼び付けて向こうの田に一輪車で土を運んでいるおばさんを指差した。あのおばさんは昼からずっと土を田にああして運んでいる。お前は一時間やったぐらいで「えらい」とか言うけれど頑張らんかい!と尻をたたいた。

A君も帰ったあと6時過ぎ、広島の鈴木さんご夫妻が突然来園。防府天満宮にお茶をいただきに行ったのでタマゴのパックをお返しに来ました。日曜にご夫婦でお茶を・・・その関係がうらやましいと思った。話しをしているところに大工の村上さんが来てくださり新鶏舎の打ち合わせ。4月末には19坪の鶏舎があらたに建つことになった。

天宿温泉で疲れを癒した。

02/03/10(日) 19:25 六さん(JAG07563)

 


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