JAG07563 六さん 3月23日しんあい農園日記


美東町から十文字交差点を楠町方面にしばらく行くと農園の看板がある。そこを 左折すれば農園が見える、その見える場所にある家が藤井さんである。毎週土曜 に奥さまが10個買いに来られる。高校生のお嬢さんは動物が好きで、農園に来 ると山羊や犬と遊んで帰られる。自宅では喋るセキセイインコがいるという。

その奥さまが先日来られた「主人が、売れる」と丹精込めて作ったもち米が約300キロ売れない。梅雨を越したら虫がつくから、なんとか売れないでしょうか。 とお願いに来られた。2日で全部売れた。サンセリテの西村さんと、下関の倉本 さんが動いてくださった。

ここ吉部には「朝市」が定期的にたつ。こんな田舎で野菜を売っても煙草銭ぐら いなことであろう。中心的にお世話されている光永さんを訪ねてみた。驚いたの は(失礼)ほんとうに真面目に野菜を作っておられる。野菜も米も無農薬という。 野菜や米には自信があうるが販路がない。もっと驚いたのは、わたしの素性を全部ご存知であった。わたしは光永さんははじめてである。二年、鶏を飼っている と噂で広まるらしい。田舎はこんなところが窮屈である。

売れるという保証はないが、売りたいという気持ちがあれば関心のある人を紹介 はする。というと「お願いします」ということになった。岩国に竹炭を焼く講習 にも行く計画があるという。これも売れる目処がないままである。世の中が「竹炭」というと炭を焼き。椎茸というとホダ木を並べ。やれハーブと聞けば作付け をされている。ニセモノが横行する世の中で、商売は下手だけど商品には自信が あるという人がいる。そのお役にたつことも、わたしがここにいる役割かもしれない。

タクロウ君が上機嫌なのは、母親が「3日ほど有給をとったから入学式に行く」 と連絡があったから。紳士服の青山で5千円の背広を買って入学式に出るとも。 でも母親が3日も来てくれることが一番嬉しいようである。わたしまで嬉しくなる。

02/03/23(土) 21:26 六さん(JAG07563)

 


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