JAG07563 六さん 3月30日しんあい農園日記


倉敷市の美藤さんとは、いわゆる腹話し、なんでも話せる仲間である。お嬢さん がこの春に山口大学を受験して合格された。それで朝電話があった「2日に湯田温泉に家族で泊まるから一緒に飲まんかね」嬉しいお誘いであるが、その夜は山大附属養護の先生方6名が夕食に来られる。その事情を説明した。3日の朝に農 園を訪ねようということになった。

進学や就職の春。春夏秋冬、四季があっても桜が咲き、新芽がうごきだす春こそ 門出にふさわしい。午後からの配達でも、自転車や布団袋を積んだトラックが往 来している風景を目にした。次女は宇部市内に就職したので特別な感慨はなかっ たが、正志のときは島原まで行き、照美のときは京都まで行った。照美と別れる とき博物館に立ち寄った。わたしは30分で出たが照美はなんと2時間以上も見 学して出てきた「教科書にあったモノがたくさんあって嬉しかった」と。待つ者 のことは考えていないが、喜んでくれて嬉しかった思い出がある。

毎日、大谷山荘にタマゴを届けている。朝食の生タマゴになる。さきほども納品 してきた。用度係に納品して検収印をもらって車に戻ると従業員のおばさんがい た「この犬はオスかね」と助手席の愛犬を指していう。いやメスです。というと 「うちにはビーグルのメスがおり子供が欲しい。この犬が可愛いのでオスだった ら借りようと思ったそ」。おばさん、うちにはアメリカンビーグルの血統書付き のオスがおる。それはオレぐらい男前じゃからいつでも貸すから。と名刺を渡し ておいた。太郎も初体験ができて男になり喜ぶことだろう。

今夜はタクロウ君の入学祝いを6時から小郡の居酒屋でやる。望月さんが「俺が 酒の飲み方を教えよう」と下関から新幹線で来てくださるから心配である。母親 は長年働いた仲間と、毎年一回ほど阿知須の手島旅館に泊まりで行く。きょうが その日である。手拍子で目をとじて得意の安来節を唄うと思う。酒を風呂敷きに 包んで持ち込む用意もしているそうである。春は酒が飲めるのである。

02/03/30(土) 16:03 六さん(JAG07563)

 


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