JAG07563 六さん ４月５日しんあい農園日記

正志が朝ファックスを２通持ってきた。４月２４日と、５月１１日の講演依頼だった。確信をもって生きているわけではないが、いまのわたしの生き方に関心がある人が「話してくれ」と言われるので受けている。

気持ちを伝達するには、話したり書いたりすることが多い。伝える一番の障害になるのは「ミエ」だと思う。これはわたしの経験から思うことであるが。人に良く見てほしい。その気持ちがあると文章も、会話もダラダラとしてくる。俳句や短歌はあの文字数でおもいを伝えている。善くみてもらおうと思わずに、本音で話しが切り出せるかどうか。ここがわたしの正念場になる。

つまり、一週間前はどう考えたか。ではなく、きょうをどう生きたかを語れないわたしの話しは絶対に感動もなにもない。話しは生き方でなくてはならない。

２年前から鶏を飼っているわたしの話しをさせていただけることは、わたしの生き方を吟味できる機会を与えていただいたことである。しっかり、今のわたしを話させていただこう。

ＴＹＳの木村アナウンサーから「きょうの夕方に放映です」と連絡が二日前にあ った。ビデオできのう観た。タクロウ君が重兼稔君を「ライバルです」と言ったのには驚いたし感動した。その言葉を撮るために木村さんは打ち合わせに来た。たった４分の紹介番組に打ち合わせに来られた。彼女はプロだからいきなり本番でも大丈夫だと思うが、農園を下見に来てわたしと会話を交わし、そしてカメラ が来た。その姿勢が感動の番組をつくることになる。木村さんのプロ根性。

８番鶏舎の３００羽をお肉にした。明日、若鶏が３００羽はいる。

02/04/05(金) 20:04 六さん(JAG07563)