JAG07563 六さん 4月27日しんあい農園日記


月曜から鶏舎2棟(4群・1200羽)の建築がはじまる。この工事は特別な建 築になる。自己資金がないのである。しかし建てたいのは農園経営を安定させるということもあるが、近い将来、ここで働く人たちが生活を営める場(グループ ホーム)をつくりたい。個人としての部屋があり、食事や娯楽などのオープンス ペースもあり、その人たちをお世話する人も住み込めるという構想がある。働く場としての農園。生活の営みとしてのホームができれば、わたしが描いている夢になる。

その建築資金をどう捻出するか。農園を安定経営するだけならばあとひといきとであるが、まだ五合目である。NPO法人化してご寄付を募るということも選択肢であるが、甘えた気持ちではできない。自己資金を持ちたい。そのためにはもう少し鶏を増やし、建築資金を貯えたい。

けれど、鶏舎を建てる資金がない。下関板金の松本専務に無理を承知で、農園として精一杯の償還表をつくり借金で建設をお願いしてご快諾をいただいた。このご時世、心意気だけで何百万円ものお金を「貸そう」という銀行はない。今朝、建築資材がトラックで運びこまれ月曜から、村上さんの手によって建築がはじま る。松本さん、村上さんとはお掃除がご縁である。建築ができて鶏を入れタマゴがとれるのは7月中頃になる。それまでに営業である。これだけのお膳立てをしていただき、わたしが少しぐらいエライというぐらいで頓挫させるわけにはゆかない。

農園をはじめた5月。2年目の5月を前に気合がはいる。それも、農園にご縁がつながるみなさんのおかげである。

膝ついて草摘むそばに杖を置く(母)

02/04/27(土) 19:00 六さん(JAG07563)

 

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