ひと山こえた美祢からご老人が来られた「前にここで１０個タマゴを買って、それをウコッケイに抱かせたら１個割れて、９羽のヒナがうまれた。しかし６羽がオスだったので、採卵できるメスを１０羽にしたいので、もう１０個売ってください」と。農園のタマゴを孵化させた経験がないので、その確率のたかさに驚いた。

先日、ご多用の身でありながらも「行ってみたい」と言われる小倉のお友達家族を農園に案内してくださった井辻社長。どんなときも約束を大切にされる。それは最初に約束した方のあとから、もっと大切な予定のお願いでも最初を優先されると思う。それは「人を大切にする」ということで「自分を大切にする」ということではない。井辻さんとワインの口うつし（チュチュ）。焼肉やピザの口うつし（ニャンニャン）。ワインのコルクを焼いて化粧したり底抜けに遊びながら学んできた。

今朝、３時過ぎにパッチリ目が覚めたので成り行きで起きた。名著「和顔愛語」を正座して読みはじめた。夫婦の会話をはずして読んだ。もう何度も笑ったから。そして明け方までにおおいに反省することがあった。

３月、井辻さんも含めて１５名でナザレ園を訪問した。当然、観光もした。天馬塚・釜山の龍頭山タワー・仏国寺など「もう何度も見たので待っています」と、仏国寺では芝生で昼寝をしていた。わたしは案内人であったはずである。そのわたしが「もう知っている。見ている。疲れた」という身分を忘れた行為を平気でしたのである。井辻さんの生き方を、ただ素晴らしいと思うぐらいでは身につか ない。おおきな井辻さんである。

02/05/06(月) 17:41 六さん(JAG07563)