JAG07563 六さん ５月７日しんあい農園日記

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女傑と思っている方は熊本の中村勝子さん。中村さんをはじめて知ったのは熊本掃除の大会だった。知的障害の方が世界的にかかわっているスペシャル・オリン ピック（ＳＯ）を日本でたちあげた方である。体操選手だっという大柄の中村さんが、大声でときには泣きながら「どぎゃん」「こぎゃん」と方言も丸出しで自身の体験を全身で伝えておられる姿に、わたしは講話の内容より、その迫力に感動した。

掃除の大会に参加するたびに「どぎゃん」を聞く機会があった。神奈川掃除の会でまた「こぎゃん」を最前列で聴きながらわかった。中村さんは全国行脚をされながらＳＯを伝えようとされている。その情熱はすごい。わたしにできることは講話を小冊子にまとめて本が一人歩きして伝える。それならわたしができる。そう思いはじめて名刺を差し出して協力を申し出た「ともちゃんの銀メダル」とタ イトルをつけ、値段は３００円、そのうち１００円はＳＯの寄付金にした。１万冊以上が売れた。アメリカ大会に向けて英訳版は３０００冊寄付をした。山口県に全国で１６番目にＳＯの旗があがるときはお手伝いができたが、いまは事情が許さない。

あの中村パワーをこえるわたしになりたい。わたしがゼロから大きい夢を語れば「無理ですよ」という人もいる「お手伝いしますよ」と言ってくださる方もある。どれだけ歩めるか。それはわたしの意気込みが起点ではなく、大勢のみなさんが持っておられる「少しでもお役にたちたい」という気持ちを、どう集約できるかである。

02/05/07(火) 18:24 六さん(JAG07563)