JAG07563 六さん 5月8日しんあい農園日記


2週間ぐらい前のこと「4年生のときにとなりの席でよういじめられた」という女性から電話があった。テレビで農園が紹介されたとき見て電話をされた。名前を言われても記憶がない。とにかくわたしは悪かったと言われたがもう時効にしてほしい。前の会社で面接した女性が「わたしを覚えていますか」と聞いた。わからない「わたしは足立さんに小学校のとき雑巾というアダナをつけられて泣きました」と。どれほど人を傷つけながら大人になったものやら。

県外のレストランからたくさん鶏肉のご注文をいただいた。正志が松本専務にご紹介いただいたフランス料理店に、サンプルの鶏肉とタマゴを持参したところ、その場でオムライスを作られ大好評。鶏肉の評価もたかく喜びの電話をしてくれた。17日の昼にスタッフ4名で鶏料理を食べに行きたいと飲食関係者からも電話をいただいた。松村社長にはたくさん「ふく料理」を食べさせていただいた。食べた人は日本中にたくさんおられると思う。つまり、ふくの普及をされ続けておられる。ポン酢はこれが合うとか、ネギはこれがいいとか、水炊きに入れる材料の順番、ヒレ酒の味わい方。ふくが美味いと言うだけでなく丁寧に普及されてきた。

一年前、正志が農園に仲間入りして最初に勉強したのは、長府の田中食鳥に解体の研修に2週間ほど通ったことである。養鶏をするのに肉処理の勉強は範囲をこえているように思うが、タマゴをうみ終えた鶏を廃棄物で捨てるのではなく、放し飼いの鶏肉として商品化するには通過しなければならなかった。鶏肉の解体が自前でできる。わたしは長年、南九州で鶏料理をたくさん食べ歩いていた。それ で水炊き、しゃぶしゃぶ、鶏すきなどの味を覚えていた。鶏にはこの香辛料で、切り方はこのぐらいで、そんな話題がお客さまとできるし、農園に来てくだされば食べていただくことも簡単である。鶏料理の普及をしていると思う。

建築家がただ建てるのではなく、野菜農家が野菜だけをつくるのではなく、松村さんがふくを売るだけではないように、その後のことまでも話しができるほうが夢がひろがる。

02/05/08(水) 18:22 六さん(JAG07563)

 

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