JAG07563 六さん 5月15日しんあい農園日記


きのう夕方「山芋まつり」(これが会社の名前)の村田さんが来てくれた。目的 は山芋を植えることだったが、我が農園のトラクターが不機嫌で果たせなかった。けれど6時前に来られて「100本ぐらいは植えて帰るから」と言われた元気には驚いた。農業機械整備士一級の資格があるからと、動かないトラクターのキャブなどを分解掃除される手つきにも驚いた。壊れたら、これが勉強と思って、すぐにお金を出して修理しないで自分でやってみることが大切・・・などと独り言を言いながら、暗くなったらマグライトで照らしながら楽しそうに挑戦された。次回は絶対に動くから。と言い残して8時前に徳山に向けてトラックで帰られた。やっぱり男は意気込みが輝く。

12番鶏舎で気にしていたことがある。普通のタマゴの3倍以上はある巨大なタ マゴをうむ鶏がいる。きのうは台所で割ってみたら大きな2個玉だった。商品価値はない。さぞ尻が痛かろうなどと笑っている余裕はない。商品価値のないタマゴをうむ鶏は淘汰しなければならない。 大雨のなかをいつもより早く12番鶏舎にはいり産卵箱を後ろから覗き見しながら、300羽の鶏が次々に生み落すタマゴを採卵室を歩きながら見ていた。難産で立ったり座ったりしている鶏がいたので足をとめて観察した。出た!巨大な大玉がコロリと湯気をあげて転がった。全速力で鶏舎に入り生み落して肩で息をしている鶏を捕まえた。おそらく骨盤の異常ではないかと思う。可哀相ではあるが、次の淘汰(鶏肉)便に振り分けた。これが現実である。

重兼君には様々な癖がある、きょうぐらいの大雨では雨具のズボンを長靴のなかに入れると雨が靴の中に入るが彼はいくら正志やタクロウ君が「出せ」と言っても聞かない。わたしは思った「これはわがままである」と。努力して出来ないことはさせない。けれど「やれ」と言われたことが出来るのにしないのはわがままである。正志に「命令は聞くまでやれ」と指示をした。便器に小便をいつもこぼす者がおり、ホースの向けかたまでも教える。

02/05/15(水) 17:18 六さん(JAG07563)

 


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