朝のニュースを見ていて驚いた「あっ！徹さんじゃ！」販売した食品に問題があったという事件に対して、公報室長という肩書きでコメントをしている場面だった。わたしより３歳ぐらい先輩であるが、彼がヘルメットをかぶって学生運動をしているころから知っていた。東京の新聞社に入り、その後は大阪のダスキン公報室で働いていた。よく出版についての意見を聞かせてもらいに大阪に通った。たいへんな立場におられると思った。

早朝から起きて農園新聞の推敲をしたので眠い一日だった。それに暑かった。農園を出る１１時までに３杯のコーヒーを飲んでも眠気が消えない。夕方４時半に帰るまで２本の缶コーヒーを飲んで持ちこたえた。大工の村上さんが帰られたのでビールを抜いてボーッとしていると、吉部中学の安永先生が来られた。先日、生徒に話しをさせていただいたが、その１８名の感想文と高価なウィスキー（先生個人から）を持参された。

わたしの体験を一時間も聴いてくれた１８名の感想文を読ませていただきながら、途中から正座をして読んだ。それぐらい真剣に聴いてくれて、あとから話しを心であたためて文字にしてくれていた。２回読ませていただき感じたこと、それはわたしが今をもっとしっかり生きていかねば・・・という結論である。

神戸の避難所の体験を話題にした。ブラジルまで掃除に行ったことも話した。けれど昔話である。「今」で勝負ができるわたしにならねばならない。この１８名の感想文はわたしの宝物にして保存しておきたい。時間をかけて全員に返事を書 かせていただこう。

共育というが、ほんとうに子供たちに育てられることがよくわかった。

02/05/21(火) 18:13 六さん(JAG07563)