JAG07563 六さん 5月23日しんあい農園日記


夜の一時だった、愛犬がシッコの合図で鳴いた。しかたがないのでパンツとシャツで外に出たらそれは寒かった。つきあいが大切なのでわたしも連れションをした。ふと見るとホタルが川面をゆらりと飛んでいた。真っ暗な静けさのなかでホタルをしばらく観賞して寝た。今度は3時にビーグルがなにかをかじっている音で目が覚めた。この時間はオス鶏全部が精一杯激しいコケコッコーの時間で、寝付くまでに時間がかかったと思う。一番鶏などと風流な世界ではなく騒音である。

木曜は下関方面に配達がありいつも以上に忙しい。昨夜のうちに喧嘩で死んだ鶏が二羽いたが、朝の時間に焼却する時間がもったいないので午後から正志に頼んで仕事をすすめた。できるだけ怪我の鶏は助ける努力をする。頭をつつかれて頭蓋骨が出ているような鶏でも、食欲があれば助かる可能性はあるので隔離する。尻をつつかれて出血している程度の鶏には、白いペンキスプレーで血を隠して鶏舎に入れる。赤い色を隠せばなんとかなる。ひどい鶏は自宅に持ち帰り庭でしばらく養生させる。ここまで手当てをする養鶏場は少ないと思う。目を開けずに立てない鶏は処分する。そのあたりの見分けはできるようになった。

同じ地域でお掃除仲間。高等学校の藤野先生から配達の途中でお電話をいただいた。明日の6時半、農園で掃除の会発足の打ち合わせをすることになった。参加者の数に頓着しないで、心が磨けるお掃除の会を旗揚げできると思う。昨年の4月に宇部の掃除を引退させていただき、とにかく仕事だけで進んできたが、ここに来てやっと再開できる少しの余裕を見出すことができた。

5時過ぎ、7時間で180キロ走って配達を終え農園に戻った。犬も疲れた様子。葉書が一枚届いていた。神渡先生が7月5日に松村社長と「泊めてくれませんか」と。正座で飲まんといけん。

02/05/23(木) 19:35 六さん(JAG07563)


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