JAG07563 六さん 5月27日しんあい農園日記


今回の久住行きでたくさん学んだ。よいことは迷わず即実行。そのなかにタマゴを巣箱でうませるテクニックもあった。カゴで飼う養鶏では問題にならないが、平飼いの場合は巣箱以外の場所でタマゴをうむ鶏がいる。当然そのタマゴは汚れる。どうすれば巣箱でうんでくれるか。それがいつも頭を悩ました。

40年近く養鶏を営まれている現場を、求める気持ちで拝見すればヒントがある。荒牧さんの現場でゾクゾクするほどの発見をした「四隅に電球がありますね!」そこは頭が痛いタマゴが床に転がる場所である「鶏の習性で、暗いところでタマゴをうみますから四隅を明るくしています」。帰り、別府を通過するとき廣中電設さんに電話をした。数日前から初生みをはじめた群があります。この群で実験をすることはとても意味がありますから、お忙しいとは思いますがすぐ蛍光燈をつけてください。と頼んだ。お掃除仲間の廣中さんは「わかりました」と受けてくださり、昼前に工事に来てくださった。これで答えがどうでるか。楽しみである。常に創造、工夫の連続でなければならない。常に問題を感じていなければ進歩しない。

夕暮れ高校のF先生が来られた。一時間ばかり立ち話になった。いわゆる問題児は親が問題の場合が多い。学校に行かない、部屋に閉じこもりゲームをやり、おやつを食べ、友達には携帯電話やメールで用を足す。その子に食事を部屋まで運びご機嫌をとるあらゆることをする。叱りに家まで出向くと「あまり叱らないで」という。わたしの場合は、少しわがままをいうと「お金はないよ」「なにを言いよるかね」と母親から叩かれた。親は絶対だった。高校のとき早退したいので保健室に行った「腹が痛い」というと、真鍋という先生はニコニコして正露丸を大きな手のひらいっぱい差し出した「これを飲め、治るから」何度かにわけて飲まされた。飲まねば殴られるとわかっていた。飲んだら本当に腹が痛くなり夕方までベットの世話になり、それ以来保健室は鬼門だった。ほんとうにやりたい教育が、あらゆる縛りでできない現実を聞かせていただき、教育現場の難しさを知った。

そのあと、毛虫に親指を刺されて指が痛い。

02/05/27(月) 19:14 六さん(JAG07563)


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