お掃除仲間の石田安子さんがＹさん（３０代男性）を、きのう夕方誘って来てくださった。土曜にお掃除をしていた小学校でＹさんは子供にパソコンを教えていてご縁ができ「農園に行こう」とご一緒された。

２時間ばかりの会話でいくつかの共通点があったが、一番印象的なこと「わたしは貧乏で、母が野球の道具を買ってくれなかったのでいまでも野球がわからん」と言うと、彼はニヤリとして「僕もです」と言う。彼の場合は父親が「そんな暇があれば漢字のひとつも覚えたら」とゆずらなかった。だから彼の野球は、友達の好意で三振ではなく五振まで許されたという。で、お互いに万引きが得意だった話題にも盛り上がった。とにかく腹が減っていたがお金がなかった。駄菓子屋に友達と行き、外の「よこづな」などを、面倒なグラムでおばあさんに計らせ、その間に店の中の菓子を袋に詰め込む方法をわたしはやった。そのおばあさんが亡くなり、葬儀の日に万引きに店を訪れなんともいえない気持ちになり、万引きから足を洗った。彼は警察に捕まったという。いいご縁ができたと思う。

夜は正志家族が来てくれ、ビールと冷酒で鶏を肴にホタルで楽しかった。９時ごろ帰りシャワーを浴びて朝までグッスリ寝た。朝、パソコンをあけてみると新倉敷駅前の「鳥田金」の趙さんからメールが届いていた「携帯モードで見られるホームページを開設したから見てくれ」と。６０歳のおやじがようやるわい。すぐに拝見した。おやじらしい心あたたまる言葉がならんでいた。いまは内観、心観に励んでおられる。闘争でここまで生きてきた。というおやじの心がよく理解きた。

唐戸魚市株式会社の社員研修に来てくれとファックスが届いた。２０日の木曜日である。わたしが下関を配達する日にあわせてある。ホームの建設で１００回講演をやる。と宣言しながら、その会場でアピールする趣意書などに手をつけないで毎日を過ごしていた。ケツをたたかれた思いがした。２０日までに作ろう。いつもイソップのキリギリスではいけない。

02/06/04(火) 19:32 六さん(JAG07563)