JAG07563 六さん 6月6日しんあい農園日記


神戸避難所で同じ釜の飯を食べた牧君から宅配が届いた。開けてみると苦手なコミック本が9冊「シード」というタイトルだった。電話でお礼を言うと「絶対に役立ちますから読んでください。近いうちに仲間を7〜8名連れていきます。高速に乗ったら、行きますと電話します」と。いつもながらの彼である。神戸の仲間を引き連れて尾道で仕事をしているようである。どうせ荒っぽいことをやっていると思う。歯科医の息子でシンナーで歯がボロボロの松田、キックボクサー志願の小八重も一緒にいるという。こいつらがいたから頑張れた仲間である。

吉部では重岡のおばさんが手づくりでお豆腐をつくっておられる。大豆の香りがする。その出来立てのぬくいお豆腐を数丁きのういただいた。大工の村上さんに三丁ほど「やっこ」でどうぞ、とクーラーに保冷剤を入れて差し上げたら、今朝、お返しにサザエをクーラーに入れてくださった。問題は、そのクーラーが外も中もピカピカに磨いてあったことである。トイレや風呂、部屋に台所はまあまあ恥ずかしくない。けれどクーラーには一本とられてしもうた。このことで、わたしはクーラーはこれからきれいにできると思う。

農園から車で10分の場所にトラックの荷台で使うパレットをつくる会社がある。古いパレットを回収して捨ててあり「お持ち帰りください」と立て札がある。前回は正志にハイエナさせたが、きょうはわたしがハイエナに行った。死んだ鶏を焼くのにはちょうどいい。しかし長い釘がたくさん出ている。12万円で買った軽四トラック「チャンガラ号」で行ったら、まだ従業員が働いていた「いただいて帰ります!」と声をかけて板切れを満載してロープをかけて帰った。捨ててあるモノを拾ってくることも平気になった自分気がついた。

暑い一日だった。配達先では「よう日に焼けたね」をほぼ全員から聞かせていただいた。

02/06/06(木) 19:43 六さん(JAG07563)


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