JAG07563 六さん ６月１１日しんあい農園日記

６時。タマゴを集めながら思うのはタクロウ君が来るかどうか。来なければ解決に時間がかかる。７時半には正志、西君も仕事の流れに入っていた。けれど彼は来ない。４５分ごろ来た。

「すみませんでした。仕事も学校も頑張ります」と頭を下げた。雨に濡れながらひとつだけカミナリを落としておいた「よし！けれど、７時半にはみんな仕事をしているのに、夜学に行くという理由で遅れることは絶対に認めんぞ。４時半には仕事は終わるのだから、いくら学校で疲れようと７時半には来い。それが両立ということ。ええか、わかったか」と。顔つきを見れば理解していることはうかがえた「よし、仕事をやれ」と安堵の言葉で終わった。

豪雨の中の配達になった。わたしが濡れるのはかまわないが、タマゴを濡らすわけにはゆかない。雨具の上着で雨がかからないよう山口市内の配達をした。ズブ ズブに濡れて食堂にはいることもためらい、パンを食べて昼食にした。行く先々で「雨の中をありがとう」と心あたたまる言葉をかけていただいた。その反対もあった。山口ロータリークラブ事務所は弁護士事務所ビルに間借りをしている。だから弁護士事務所の駐車場に停めなければならない。わたしがトラックを乗り入れると後から外車が入り、スーツの紳士が少し窓をあけて「ここに用か」と言う「ロータリークラブにタマゴの配達です」と言うと返事もなく窓をしめた。嫌な男である。

１４日は、大工の村上さんの突貫工事で完成した鶏舎に７５０羽の若鶏がはいる。その準備も夕方からひとり農園でやった。明日は７時に下関集合で６名で宮崎日帰り出張になる。目的は馬場農場視察の案内である。５時ごろからできるだけの仕事を済ませて下関に向かう。

02/06/11(火) 19:57 六さん(JAG07563)