JAG07563 六さん 6月16日しんあい農園日記


昨夜の圧巻は黒田先生のオーソレミオなど原語の熱唱だった。聴かせる声が山に響いた。一年半ぶりぐらいだったか、楽しい酒を飲むことができた。楽しい酒は身も心も開放させてくれる。昼まで飲みすぎでえらかった。

午後、配達の途中で気になっていた山奥の雑貨屋を訪れてみた。県道から脇道にはいり車の幅いっぱいの砂利道を登りつめ、最後の一軒屋が雑貨屋だった。廃屋のような家を9ヶ月の子供とご夫婦が住居兼お店に改造して、アジアなどの雑貨が並んでいた。とても儲かる商売とはお世辞にもいえない雰囲気。主は不精ヒゲをたくわえ、儲からなくても生きていく。という生き方を貫く面構えだった。

銀座で広告代理店の仕事をしていたが、世界を放浪されここに居をかまえた。インカのマチュピチュはふもとから歩いて登ったといい、ヒマラヤの集落も歩いておられて、そんな写真が壁に並んでいた。その気持ちがわかる気がしたのは、内蒙古に一週間ばかり滞在したとき、時間のながれがちがう体験をわたしはした。とてもゆっくりと人間らしさを感じた。テレビなど娯楽がなく、電気も風力発電の集落では、仕事を終えた人が夕方から集まり、馬頭琴の伴奏でおどったり歌ったり楽しかった。便利さがどれだけ人間の足しになっているかを考えた。たまに遊びに行きたい空間にご縁ができた。

夕方、真砂恵(次女)家族が「父の日」ということで夕方7時に来てくれた。ホタル見物に行ったり。今夜も楽しい時間を過ごすことができた。

02/06/16(日) 21:30 六さん(JAG07563)


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