JAG07563 六さん 6月18日しんあい農園日記


6時半の朝食までに約1時間半ほど草刈りなどをした。朝とはいってもジリジリと暑くなり全身汗になった。シャワーをあびて履き替えたパンツで朝食。タマゴ2個で茶碗大盛り二杯。7時少し過ぎてから通常の仕事をはじめ10時半に配達に出た。午後から疲れが出て眠くてたまらない運転になった。けれど時間までに届けなければならない。

どうすれば巣箱で多くタマゴをうむか。これが大きな課題である。床で多くうむ群れと、ほとんど巣箱で生み落す群をここ数日観察を続けている。その差が大きくあらわれるのは夕暮れ時の行動である。巣箱でうむ群の鶏は日没にはほぼ全部が止まり木にとまっている。対して床に多くうむ群は鶏舎の四方の床にかたまっている。なんでか?

推理結果は、止まり木で寝る鶏は比較的若いときに入れている。生後80日とか90日である。床でかたまる群は110日とか遅い導入である。つまり、この30日の差にキーワードがある。農園に来るまでは育雛場で金網(ケージ)で育てられる。早いときに農園に来た群は、止まり木まで跳躍する筋力をつけることができるが、遅い鶏は筋力をつける前に産卵時期になり、巣箱まで到達できずに床で生み落す習慣がつく。推理なのでハズレかもしれないけれど、いまのところ結論だと思っている。夕暮れどきに17の群れを覗き見しながら、答えは絶対に現場にあるという思いで観察をしてきた。こうして技量がついてくる。

夕方5時から6時半ごろまでまた草刈機をつかった。ロイコという鶏の病気は蚊が媒体である。蚊は草むらにひそんでいる。ヘビも草むらにいる。これから草を懸命に刈らねばならない季節になった。ご褒美はうまいビールの味である。

02/06/18(火) 20:14 六さん(JAG07563)


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