六さん 6月20日しんあい農園日記


昨夜からの雨が6時過ぎごろから小雨になった。きょうは唐戸魚市場株式会社の社員研修で話しをさせていただく日で、午前中に下関市内の配達は終えておこうと仕事を急いだ。そのあいまに松村社長から依頼を受けていた実験を思い出し結果を見た。

真水と鶏舎の床の土を入れた水、両方に釘をいれて錆び具合を見てくれということだった。あけて驚いた。鶏舎のほうは錆びが少なく、真水のほうは錆びていた。常識的に判断すると、鶏糞にはさまざまな成分があり早く腐食しそうな気がする。この理屈はわからないままである。

12時前にタマゴのお客さま、南風泊の大新食堂にタマゴを納めて食事をした。さすが魚市場の食堂、イワシの煮付けが最高!骨もシッポも全部食べた。白味噌の貝汁もうまかった。イワシを全部食べたのでおばさんが喜ばれた。

今回の話しは気合がはいっていた。と自分では思う。それは、ホーム建設について100回話しをしていこうと決めたその最初であった。これまで数多くの場で話した組み立てを全部没にして新たな組み立てにした。そのポイントは前の仕事で苦労して儲けた話しに類する「見栄」を排除した。そんなことはこれからのことになんの足しにもならない。どこでも、誰にでも、何人であろうと語っていきたいのは、お金集めではなく、自分で変えられない運命を背負った人のことを、少しでも考えていただく、その一石を投じることだと思いが熟成してきた。全力で気持ちをあらわすことができたと思った。

あとから美祢市内の配達をしたが、全力投球の虚脱感と満足感が同居していた。小月で鶏を処理に運ぶシャツ一枚の正志の軽トラックとすれちがった。わたしにとって記念すべき一回目を、松村社長の胸をかりて光栄だった。

02/06/20(木) 18:45 六さん(JAG07563)


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